ブログ京橋店

2017.4.5

いろいろな山菜

山菜

ここのところすっかり暖かくなり、春の訪れを感じることができますね。思わず顔もほころんでしまいます。さて本日は山菜についてお話しさせていただきたいと思います。山菜といえば天ぷらや刺身で食べるととても美味しく食べられるものが多いですよね。日本料理には欠かせない食材です。それでは様々な種類の山菜の特徴を紹介して行きましょう。

 

山菜の特徴

山菜

山菜とはどのようなものを指すのかと申しますと、山に自生している植物のうち食用として利用できるもののことを山菜と呼んでいます。自生しているものがほとんどで、人の手で栽培されることがまずありません。例外ですがオカヒジキやハマボウフウなどの浜辺に生えているものも山菜に分類されるようです。伸びるやヨモギは食用として用いられることもありますが山菜には分類されず、野草として扱われています。

山菜に比べて野菜は長い期間栽培されてきましたから栽培方法も研究され、味がよくクセを抑え、収穫量も多くするようにできています。一方で山菜は栽培されてきませんでしたから収穫量もまばらですし味も苦いものやクセの強いものが多くありますよね。安定している野菜と独特の特徴を持つ山菜はそれぞれの良いとこらがありますから食べ比べてみるのも良いかもしれませんね。

山菜は特に季節の変化を感じることができる食材です。また、地域や地方で変わった山菜料理を出しているところもありますから名物料理を見つけて見るのも楽しいかもしれませんね。

近年では山菜も栽培されることがあるようですから安定して流通することで価格も安くなり、今以上に身近な食材になることでしょう。

 

主な山菜

山菜

それでは主な山菜についてご紹介して行きたいと思います。まずご紹介して行きますのがタラの芽です。

タラの芽はタラノキの新芽のことを言います。タラの芽は少し苦味はありますがもっちりとした食感が人気の山菜です。山菜の王様と呼ばれるほど人気のある食材です。一般的には自生しているものを食べますが、近年は栽培も盛んに行われているようですね。栽培が盛んではなかった頃は旬の時期にのみ食べることができる貴重な山菜と言われていました。しかし今では栽培されたものがある程度長い期間流通していますから手に入りやすくなっています。

タラの芽にはカリウムが多く含まれていますから、体内の余分なナトリウムを排出することで血圧を抑えてくれる効果が期待できます。そのほかにも滋養強壮効果もあると言われています。

 

次はふきのとうですね。ふきのとうは日本全国の山に広く自生していますから気軽に取ることができる山菜です。日本料理において春を演出する際に欠かすことができない食材です。こちらも多少の苦味がありますが爽やかさ苦味と言える程度ですから気にはならないでしょう。古くから食用に用いられてきましたから食べたことがある方も多いのではないでしょうか。天ぷらや和え物などにして食べられますよね。

こちらもタラの芽同様カリウムが多く含まれていますから高血圧の方に効果的です。また、むくみを取る効果もあるようですね。

苦味成分の正体はアルカノイドとケンフェールという成分です。こちらは肝機能を強くしてくれたり発がん性物質を抑制してくれる効果が期待できます。

 

今回は山菜についてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。独特の味わいのある山菜を食べることで四季の移ろいも感じることができるはずです。様々な山菜がございますので、機会がありましたらぜひお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

瓢喜 香水亭 六本木本店

03-5414-1196

瓢喜 香水亭 新橋店

03-5510-9070