ブログ京橋店

2019.3.8

ひな祭りの由来

3月3日と言えば、ひな祭りですよね。女の子がいる家庭では、ひな祭りにはお雛様や桃の花を飾るという習慣がありますが、そもそもひな祭りの由来やはじまりをご存知でしょうか?

本日は、ひな祭りについてお話させていただきます。

ひな祭りについて

ひな祭り
3月3日のひな祭りの日は、お雛様を飾ったり、ちらしずしを食べたりするのが一般的ですが、元々は邪気払いとよりよい幕開けを願うための行事でした。
古くは、3月3日は「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれ、季節の変わり目であるこの日は邪気が多い日だとされ、災厄をはらうために「流し雛」が行われていました。「流し雛」とは、自分の邪気を人形にうつして川に流し、邪気や厄を払うために行われていた行事です。この「流し雛」は、現在でも行われている地域もあります。

平安時代の頃は、貴族の女の子たちの間では「ひひな遊び」と呼ばれる現代のおままごとのような、紙人形を使った遊びが行われていました。この「ひひな遊び」と邪気や厄払いの風習が結び付いたことで、雛人形が生まれたと言われています。
そして、江戸時代になると人形作りの技術が向上したこともあり、川に流すのではなく、豪華になった人形を家に飾るようになったとされています。
また、江戸時代の頃に3月3日がひな祭り日だとされて、女の子の健やかな成長を願う日として定着したそうです。

ひな祭りにひな人形や桃の花を飾る理由

ひな人形を飾るのは、先ほど触れたように「流し雛」や「ひひな遊び」が由来だとされてますが、桃の花を飾る習慣は、中国の「上巳の節句」で桃の花が使われていたことに由来があります。古くから中国では、桃の花には魔よけの力があるとされ親しまれていることに加えて、ちょうどこの時期に桃の花が咲くということも理由となっているようです。

ひな祭りのお祝いについて

ひな祭り
一般的に、3月3日のひな祭りにはお雛様や桃の花を飾り、ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べてお祝いするご家庭が多いですよね。なぜちらし寿司を食べるのかというと、ちらし寿司には様々な具材をいれるため、「将来食べるものに困りませんように」という願いが込められているのです。また、同じくひな祭りに食べられるひなあられや菱餅にも、女の子の健やかな成長と幸せが込められています。

今も昔も、子供の幸せを願う親たちの気持ちは変わりがないということを感じさせられますね。ひな祭りの本来の意味を知っていると、よりそのような気持ちが強くこみあげてくるかと思います。ご家庭でも雛人形を飾りちらし寿司を食べて、女の子の健やかな成長や幸せを願いましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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