ブログ京橋店

2020.3.30

伝統珍味「ひしお」

ひしおについて

みなさま、「ひしお」という珍味をご存知でしょうか?漢字で書くと「醤」です。「ひしお」は古来中国から伝わったとされていますが、日本では徳島県の山間部発祥の珍味とされ別名「しょいのみ(醤油の実)とも呼ばれています。雑穀と塩を発酵させたもので、お酒のつまみやご飯のお供にぴったりの珍味です。
本日は、伝統珍味「ひしお」についてお話しさせていただきたいと思います。

ひしお

ひしおについて
徳島県山間部では古くから食べられており、昔、塩分の乏しい山間部では乾燥したものを買ってきて、家庭で醤油に漬け戻してから食べられていたようです。奈良時代には庶民に普及していたとみられるので、かなり古い歴史があることが分かります。
また「ひしお」には旨味成分であるアミノ酸やグルタミン酸が豊富に含まれています。さらに、抗酸化作用がふくまれているので美肌効果も期待できます。

お酒のつまみはもちろん、ご飯のお供にとても相性が良く腸内環境を整えてくれる健康的な食品です。また、醤油や味噌の変わりに「ひしお」を調味料としてお使いいただける万能珍味なのです。

ひしおの作り方

ひしおの作り方
◆材料:ひしおの麹550g .醤油600ml(火入れ済みのもの)・水300ml・昆布3枚ほど

◆作り方:ひしお麹を全量、保存容器に入れます。醤油、水を全量加え、昆布を入れます。材料を入れ終えたら、底からすくい上げるようによくかき混ぜます。アクが浮かんできたら一週間ほど寝かせて完成です。ポイントは、2日〜7日間は1日1回天地返しするようによく混ぜることです。また、20度〜30度の温かい場所で保管しましょう。

肉や魚を漬け込むとやわらかくなるので、お料理が一層美味しく仕上がります。また「ひしお」にごま油・みりん・入り胡麻・ニンニクなどを加えてサラダやお肉につけて食べると美味で、こうしたアレンジ料理が簡単に作ることができるのでとても万能です。

手作りは少し手間や時間がかかりますが、ご家庭で無添加の珍味を作ることができ、調味料としてお料理の幅が広がります。作ることが難しい場合は通販などでも手に入れることができるので是非、伝統珍味「ひしお」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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