大玉プラム「貴陽」

みなさま、大玉プラムの「貴陽（きよう）」をご存知でしょうか？貴陽はスモモの品種で、味の良さから高級スモモとして扱われています。
本日は「貴陽」についてお話しをさせていただきたいと思います。

貴陽について

貴陽は１９９６年、山梨県中巨摩郡の農家で交配されて生まれたスモモ（プラム）であり、「太陽」というスモモと交雑実生の品種が使われとてもジューシーで食べ応えのある果肉が特徴的です。
プラムの栽培は果物の中でも難しいのですが、「貴陽」が生まれるまでに２０年かかったといいます。貴陽は他の品種よりもとても大きく、”貴族のようなプラムになってほしい”という願いが込められて名付けられたようです。
平均的なスモモの重さは約６０gほどですが、貴陽の重さは３００gほど。通常よりはるかに大きいことが分かります。
貴陽は”重さ世界一のスモモ”として平成２４年にギネス世界記録に登録されています。
また大きさだけではなく他の品種よりも甘いため、子供から大人まで食べられると人気なのです。スモモの糖度は平均１５〜１７度ですが、貴陽の糖度は最高１８度にもなり、酸味を気にせずに食べられます。

貴陽は熟すと底の部分に小さな輪が集まったような「輪紋」という模様が出ます。輪紋が出てきた頃が食べごろのサインとなっています。

スモモの栄養と効能

スモモには有機酸、ペクチン、カリウムが豊富に含まれており、疲労回復や便秘予防、高血圧に効果があります。
◆有機酸：スモモに含まれている酸味にはリンゴ酸やクエン酸などが多く含まれ、酸は疲労回復の効果があると言われています。

◆ペクチン：ペクチンとはリンゴや柑橘類に多くふくまれる食物繊維の一種であり、水溶性食物繊維には整腸作用があるため便秘予防に効果があります。

◆カリウム：カリウムは塩分を排出する働きがあり、体内の塩分が排出されることによって高血圧に効果が期待できます。また筋肉にとっても欠かせない栄養素であり、カリウムが不足してしまうと筋肉が弱り障害を起こすこともあるようです。

幻のスモモと呼ばれるほど希少性のある「貴陽」。甘くてとてもジューシーなので手に入った際は是非味わってみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。