ブログ京橋店

2018.2.11

河豚のご紹介

フグ

新春とは申しますがまだまだ厳しい寒さが続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて本日はフグについてお話させて頂きたいと思います。フグはとても美味しい食材として昔から重宝されてきました。その一方で、毒のによる食中毒にも悩まされてきた食材です。それではフグの特徴や食材としての利用方法などについてお話ししていきましょう。

 

フグの特徴と毒

フグ

フグは漢字で河豚と表記されることはご存知でしょうか。これは中国で食用とされていたメフグという種類のフグが河などの淡水域に生息していたこと、鳴き声が豚のような鳴き声をしていたことの由来するそうです。フグは外敵を威嚇するために体を2倍以上に膨らませることができます。これは体の中に食う区や水を取り込むことで膨張させていると言われています。この姿が愛くるしい為、人気のキャラクターになっているものもありますよね。そしてフグは多くの種類で歯が鋭く発達しており、淡水域に住むもの、海水行域に住むものなど様々な種類が存在しています。

フグは硬骨魚というものに分類されているのですが、一般的に硬骨魚はまぶたがありません、しかしフグには油瞼というものがあります。この瞼は人間のように素早く動かせるものではなく、数十秒かけてゆっくりと開閉するものです。

また、フグを語る上で毒の話は避けて通れませんよね。フグに分類されているものの多くは内臓や血液、筋肉の一部や全てにテトロドトキシンという猛毒が含まれています。一部の種類ではサキシトキシンやパフトキシンを含んでいるものもいます。

フグの毒はフグ自身が生成してるという説と、餌や海水など外部より体内に蓄積させているという説に二分されているそうです。

しかしこの人間には有毒なテトロドトキシンですがフグが生きていくには必要な成分なのです。養殖でテトロドトキシンを全く含まない餌を与え続けていると、フグが以上行動を起こし噛み合いになったという実験結果もあるようです。

ですからテトロドトキシンはフグにとっては必要な毒であると言えそうですね。

 

食材としての利用

フグ

フグには様々な種類がいますが特に有名で高級食材として扱われているのがトラフグです。その他ではマフグが食用として多く利用されています。

フグは関東圏ではなく関西において多くの消費量を誇っています。一般的に冬が旬と言われ、鍋料理や刺身にして食べられていますよね。フグの身は魚とは思えないくらい臭みが少なく食べやすいのが特徴です。また、淡白で低カロリーが特徴ですから健康志向の方にも安心して食べていただける食材です。

お皿が透けて見えるほど薄く切った刺身は一度食べたらやめられないかと思います。贅沢の極みですね。

 

フグの栄養価

 

フグは先ほども申し上げましたが高タンパク低カロリーの食材です。フグにはタウリンという成分が含まれています。この成分は栄養ドリンクなどにも含まれているスタミナをつけてくれる栄養素です。心肺機能や血管を強化してくれる効果も期待できます。

また、血圧上昇も抑えてくれますから、高血圧の方や動脈硬化予防にも効果が期待できます。

また、コラーゲンも多く含まれていますから、美容効果も高いです。コラーゲンが多く含まれるスッポンや豚肉はカロリーが高いですがフグはとても低カロリーです。ですから、女性のか茶屋ダイエット中の方も安心して食べていただける食材です。

 

今回はフグについてお話しさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。高級食材ではありますが健康にもよくとても美味しい食材でもあるフグを積極的にお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

瓢喜 香水亭 六本木本店

03-5414-1196

瓢喜 香水亭 新橋店

03-5510-9070