ブログ京橋店

2019.4.29

白子筍は幻のタケノコ

白子筍とは、幻のタケノコとも呼ばれる京都のブランドタケノコです。真っ白な見た目が特徴で、その甘みや柔らかさが人気の理由の一つです。一般的なタケノコは、独特のえぐみを持っているため、苦手な方いらっしゃるかもしれませんが、えぐみがなく抜群の風味を食感を持つ白子筍は、シンプルな調理方法でも美味しく食べることができるのです。

本日は、白子筍につてお話させていただきたいと思います。

白子筍について

白子筍
冒頭でもご紹介した通り、白子筍とは京都のブランドタケノコで、主に京都の南部の地域で栽培されています。タケノコが持つ独特のえぐみがなく、ほのかな甘みを感じることのできる白子筍は、流通量が非常に少なく、入手することが困難な事から、1本1万円以上の価格で取引されることも少なくないようです。
白子筍の流通量が少なく希少な存在である理由は、この白子筍を掘る作業の大変さにあります。タケノコは、地表に顔を出してしまうと、タケノコ独特のえぐみが出てきてしまいますので、地表に出る前のものを掘り当てる必要があります。しかし、まだ地表に顔を出していないタケノコを掘り当てるのは至難の業であり、素人ではとても掘ることができないぐらい難しいものです。また、一般的なタケノコと比べても非常にやわらかいため、注意して掘らないと崩れてしまいます。

このように、大変な手間暇かかっていることによって、普通のタケノコの10倍もの価格で取引されることもあるのだそうです。また、白子筍大きさが大きいものほど、含まれている糖分が多いため、美味しいとされているのです。

食材としての白子筍

白子筍
通常、タケノコは掘り出されて時間が経つごとにえぐみが増すため、調理する際には必ず下処理をする必要があるのですが、えぐみのない白子筍は、一般的なタケノコのように米ぬかなどで茹でて下処理する必要がありません。
果物の梨のような甘みと、みずみずしさを持っている白子筍を食べるには、やはり刺身がおすすめです。わさび醤油でいただく白子筍は絶品です。また、薄切りにしたものをさっと湯がいて食べても良いですし、オーブンやグリルなどで焼いても美味しく食べることができます。
いずれにしても、白子筍が持つ本来の風味や食感を堪能するためには、シンプルな調理方法が適していると言うわけです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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