ブログ京橋店

2017.3.4

皆様お馴染みの水菜について

水菜

暖かい春を迎え、清々しい毎日を迎えることができています。皆様におかれましてはますますご健勝のことお喜び申し上げます。さて本日は水菜についてお話しさせていただきたいと思います。水菜は鮮やかな緑色が特徴的で、サラダや鍋料理などにも多く使われている野菜ですね。それでは水菜について詳しくご紹介していきます。

 

水菜の特徴

水菜

水菜は越冬しながら栽培される野菜です。細長くてギザギザの葉っぱが特徴的ですよね。品種も多くありますが、伝統的なものは近畿地方で多く栽培されているものは葉の切れ込みが深く、葉柄が細く収穫時期に株立ちがしないのが特徴です。また、東海地方で主に栽培されているものは葉柄が太くて切れ込みが浅い、株立ちしてから収穫されるといった特徴を持っています。

近畿地方で栽培されているものは生食でも美味しく食べることができますが生食よりはりはり鍋の具材として多く使われてきました。東海地方で栽培されているものはやや生食には向かないと言われており、加熱して食べられることが多いです。愛知県や静岡県ではおせち料理にも水菜が使われる地域があるそうですね。

 

水菜の栄養価

 

水菜はシャキシャキの食感が特徴で、クセもないので食べやすい野菜ですよね。そんな水菜は栄養価も高い野菜なんです。水菜にはアリルイソチオシアネートという辛味成分が含まれています。これは血栓ができることを防いでくれる働きがあります。

アリルイソチオシアネートは抗菌作用が強い特徴があります。ですから大腸菌やカビなどに対して幅広い抗菌作用があります。また、魚や肉などの生臭さを抑えてくれる効果もありますから肉や魚と一緒に調理することにより嫌な生臭さを取り除いてくれる効果があります。

また、食物繊維も豊富ですから腸内環境を改善し、便通を良くすることや美肌効果、大腸癌の予防に効果が期待できます。

腸内環境を整えることで悪玉菌を減らし、便秘やニキビができてしまうリスクを下げてくれます。

そのほかにもビタミンCやビタミンE、βカロテンが含まれていますから動脈硬化の予防に効果が期待できます。また、心筋梗塞や脳梗塞の予防にも役立ちます。特に美肌効果はありがたいですよね。シミやそばかすを抑えつつコラーゲンの生成を促してくれます。これにより美肌効果や肌のハリを出してくれます。

このように様々な栄養と効能が期待できる野菜ですから積極的に召し上がっていただきたい野菜の一つですね。

 

はりはり鍋

はりはり鍋

それでは水菜を使った代表料理の一つでもあるはりはり鍋についてお話しさせていただきたいと思います。はりはり鍋は近畿地方、特に大阪でよく食べられている鍋料理です。材料は水菜とクジラ肉だけというシンプルなものです。あとはお好みで具材の追加をしているようです、以前はクジラの肉が使われていましたが現在は豚肉や鴨肉で作られることが多くなりました。

作り方はまず、豚肉を食べやすい大きさに切ります。油揚げを油抜きした後に水気を切り1センチほどの幅に切ります。

水菜は5センチから7センチほどに切り、ネギを薄切りにします。この時ネギを水に晒しておきましょう。

土鍋にだし汁と醤油、みりん、塩を入れて火にかけます。にだったら豚肉を入れ火を通します。灰汁抜きは忘れずに。

そして油揚げ、水菜、ネギを加えサッと火を通したら完成です。

 

今回は水菜についてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。身近な野菜ですから手軽に食べることができますね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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