ブログ京橋店

2019.3.8

筍(タケノコ)の旬は一瞬です

筍(タケノコ)は、春の味覚の代用的な食材ですよね。旬のタケノコが手に入る時期は限られていますので、スーパーなどで見かけた際にはぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

本日は、春が旬の筍(タケノコ)についてお話させていただきます。

筍(タケノコ)について

筍(タケノコ)
筍(タケノコ)とは竹の地下茎から伸びる若い芽で、意外に思われるかもしれませんが、竹はイネ科の植物の一つです。主に温暖な地域に生えている竹は種類が多く、なんと70種類ほどあるとされていますが、食用とされているものは、ほんの数種類なのです。食用とされている筍の種類では、孟宗竹(もうそうちく)が有名ですが、他にも淡竹(はちく)や根曲がりだけなどがあります。
タケノコは、2月下旬から5月頃までが旬だとされてますが、成長するスピードが速いため食用にできる時期は一瞬出過ぎてしまいます。

筍はもともと中国が原産ですが、日本では福岡県や鹿児島県、熊本県などと九州で多く生産・出荷されています。実は、タケノコを食用としているのは中国をはじめとして日本、韓国などの東アジアだけなのです。

食材としての筍

筍(タケノコ)
八百屋さんやスーパーなどでタケノコを購入す際にチェックするべきポイントは、4つあります。
■皮:表面にツヤがあるもの。
■穂先:黄色から薄い黄緑色のもの。
■根本:イボの色が薄いもの。
■重さ:ずっしりと重みがあるもの。

まず、タケノコの皮の表面にツヤがあるか見てみましょう。そして、穂先の色は黄色から黄緑色のものが美味しいとされています。なぜなら、タケノコの穂先は日が当たると濃い緑色になり、えぐみが強くなると同時に風味が落ちてしまうからです。また、根元のイボの色が薄いものの方が良品だとされているので、できるだけ色素が薄いものを選びましょう。そして、手に持った時にすっしりと重みがあるものが新鮮です。

タケノコは、時間が経つと共に独特のえぐみが増して食べにくくなってしまいますので、皮ごとのタケノコを購入した場合はできるだけ早くあく抜きしておきましょう。
あく抜きする方法は、火の通りを良くするために、まずはタケノコの先端3cmを斜めにカットして、縦に切り込みを入れましょう。そして、たっぷりのお湯で米ぬか、赤トウガラシと共に1時間程度茹でます。この時に使用する米ぬかの量の目安は、タケノコ1kgに対して1/2カップくらいです。タケノコの根元に竹串がすっと通るぐらい柔らかくなったら、お湯から出してそのまま自然に冷めるまでおいて待ちます。火傷の危険がありますので、十分に冷めてから、皮をむきましょう。

タケノコには、体内の余分な塩分やすい水分を排出するカリウムが多く含まれているので、高血圧の方には特におすすめです。また、食物繊維も豊富ですので、便秘の予防・改善にも役立ちます。
下ごしらえのひと手間が必要ではありますが、旬のタケノコの味や風味は格別ですので、ご家庭でもぜひ使用してみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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