ブログ六本木店

2019.3.29

ホタルイカの発光の秘密

ホタルイカの全長は、オスで4㎝から5㎝、メスで5㎝から7㎝と小さく、青白く発光することでも有名ですよね。そんなホタルイカは、富山湾の深海に生息しています。

本日は、ホタルイカについてお話させていただきます。

ホタルイカについて

ホタルイカ
冒頭でもご紹介したように、ホタルイカの全長はオスで4㎝から5㎝、メスで5㎝から7㎝と小さく、重さもわずか10gしかありません。
富山県に多く生息していることで有名ですが、厳密には新潟県沖から山陰沖にかけての地域に生息しているそうです。

ホタルイカは、青白く発光することでも知られていますよね。
ホタルイカの発光は、「ルシフェリン」という発光物質と、「ルシフェラーゼ」という発光酵素との作用によって起こります。とても明るく発光するにもかかわらず、熱を持たないことが不思議なホタルイカですが、そもそもホタルイカが発光する理由には下記ことが挙げられます。

■自分の身を守るため
ホタルイカは、少しの刺激で発光する性質を持っています。暗い海の中で敵に襲われそうになった時に、光を放つことで相手を驚かせたり目くらましをすることで、自身の身を守るのだと言われています。

■自分の身を隠すため
自ら発光することで、ホタルイカは自身の身を隠すこともします。海の中で体を平らにしているウミホタルは、日中に降り注ぐ太陽の光に反応して腹の側面が発光します。この時、発酵する鵜光が強過ぎても弱すぎても敵に見つかりやすくなってしまいますので、光を調整して上手に身を隠しているのです。

■会話をする
ホタルイカは、青や緑、水色の光を識別することができ、この光の色の違いによって仲間たちと合図を送りあって会話をしているのだとも言われています。おそらく、集団で行動するために必要なのでしょうね。

関東などのスーパーでは、ほとんどの場合ボイルされたホタルイカが売られていますよね。
ボイルされたホタルイカの最もポピュラーな食べ方は、「酢味噌和え」ではないでしょうか。白みそと砂糖、お酢、お好みでからしも加えれば、ホタルイカと相性抜群な酢味噌が簡単にできます。

富山湾に生息している理由

ホタルイカ
ホタルイカは、富山湾で多く漁獲されますが、なぜ富山湾に生息しているのかをご存知でしょうか?
その理由は、産卵するためだとされています。3月~6月になると、富山湾には産卵を控えたメスのホタルイカが群れを成して押し寄せるのですが、そこにオスの姿はほとんどありません。オスは交接を済ませるとメスよりも早くに死んでしまうためなのだそうです。
富山湾に押し寄せたメスたちは、日中は海底で生活しているのですが、夜になると浮上してきて産卵するのです。

3月~5月に漁が行われるホタルイカは、今が旬です。
ボイルされたものであれば年間を通して食べることができますが、生のホタルイカを食べることができるのはこの時期だけですので、みなさまもぜひ新鮮な旬のホタルイカを味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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