ブログ六本木店

2018.9.11

メロンやスイカなどの瓜科の食べ物

瓜科の植物というと、どんな植物を思い浮かべますか?なじみの深いメロンやスイカをはじめ、ゴーヤーやヘチマなど、さまざまな種類の果物や野菜の実をつける植物があります。

本日は瓜科の野菜についてお話させていただきたいと思います。

瓜科の野菜

ウリ科の野菜
瓜科の野菜は、そのほとんどが巻きひげを持っている、つる性の草本に実をつけます。多くは熱帯の地域に分布し、古くからキュウリやスイカ、カボチャ、ズッキーニ、ヘチマ、トウガン、テッポウウリ、ユウガオ、ニガウリ、メロンなどの多くの野菜や果物が栽培されてきました。

スイカ

スイカ
みなさんもお馴染みの果実であるスイカは、緑色の玉に深緑色の縦縞が入ったものが一般的ですが、中には薄緑色のものや黒に近い深緑色のものなど、一般的なスイカとは外観が異なったものも多くあります。さらに、まん丸な玉形の他にも楕円形の品種もあり、欧米では楕円形のスイカが主流となっています。
また、同じウリ科であるメロンは、甘く熟した果皮の部分を果肉として食べますが、一方のスイカの果皮は内側の薄い層しか甘く熟さないため、主に種子をつける胎座の部分が食べられます。スイカの果皮はキュウリを少し甘くしたような味ですが、生のまま果皮まで食べることは少ないですよね。

ヘチマ

ヘチマの花
ヘチマの中でも、繊維が未発達であるものには独特の風味があり、固い皮を剥いて加熱すると甘味のある液が出るのが特徴です。汁物や煮物などに使用される他にも、台湾では小籠包の具としても使用されているそうです。

日本では、ヘチマは主に南西諸島および南九州で多く食べられています。沖縄では、味噌味の蒸し煮である「ナーベラーンブシー」として食べる他にも、シチュー、カレーなどといった洋風料理にも使用されるのだそうです。また、南九州の地域ではヘチマを煮物や焼き物などにしたり、味噌汁の具になることも多いそうです。

ヘチマの一部には、「ククルビタシン」を非常に多く含んでいるものが混じって流通することがあり、自家栽培したものを苦味を我慢して食べたことによる食中毒事例もあるそうです。そのため、ゴーヤーに比べて苦味の強いものには注意する必要があります。

 

メロン

メロン
メロンの産地として冷涼な地域が有名なのは、日本で流通している高級メロンの元となった品種のメロンがヨーロッパから伝わったためです。比較的に熱帯性の種が多いウリ科植物には珍しく、メロンは夏の高温多湿に耐えられないのです。

日本で主に流通している「アミメロン」は、品質を高めるために1本の蔓から1個しか収穫しません。実を1個残す過程で未熟な状態で収穫される実は「摘果メロン」と呼ばれ、メロン漬けの材料として活用されるのです。

メロンは熟すと甘くなりますが、まれに酸味が含まれる場合もあったり、極粉質の果実をつける品種や、乾燥地帯の品種には極めて保存性のよい品種などもあります。このようなメロンの場合は、「果物」というより、水分補給のための「水筒」としての役割が強いそうです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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