ブログ六本木店

2020.7.10

晩白柚のご紹介

晩白柚について

みなさま、晩白柚(ばんぺいゆ)という果実をご存知ですか?晩白柚はマレー半島を原産地とする柑橘類の一種です。
本日は「晩白柚」についてお話しをさせていただきたいと思います。

晩白柚について

晩白柚について
晩白柚はミカン科サボンに一種で、直径が20㎝〜25㎝ほどで柑橘類の中では大きさが最大級と言われています。日本に導入されたのは大正9年のこと。熊本県の植物研究家である島田弥一氏がベトナムのサイボン植物園で発見したものを日本へ持ち帰り、栽培を始めました。しかし当時はそこまで広まりませんでした。
晩白柚は皮がとても厚いことが特徴ですが、中の身はグレープフルーツほどの大きさがあるので十分な食べ応えがあります。糖度は12度前後なので甘味と穏やかな酸味があり大変美味です。
晩白柚の由来は、台湾から来ています。台湾では白いミカンを”白柚”と呼び、熟すのが遅いことから”晩白柚”となったそうです。
皮からは穏やかな柑橘の香りを発するので熟すまでの間は香りを楽しむことができます。

晩白柚の栄養価

晩白柚の栄養価
晩白柚に含まれる主な栄養素は、クエン酸・ペクチン・ナリンギンという成分が豊富に含まれています。
クエン酸は、体内の酸性物質を減少させたり疲労回復や血液をきれいにする効果があります。ペクチンには整腸作用があり便秘に効果があります。
ナリンギンは晩白柚の皮に多く含まれており、苦味成分の一つにこの成分があります。これはビタミンPの一種で、この成分がビタミンCと協力することによって血液をサラサラにする効果があります。

美味しい晩白柚を選ぶポイントは表面がブツブツした物は避け、表面が滑らかでなるべく明るい色の物を選びましょう。
晩白柚はとても日持ちが良い果実なのでキッチンペーパーや新聞紙に包んで冷暗所で保管すれば一ヶ月ほど持ちます。一般的に皮を剥いて食べますが、余った皮を捨てるのが勿体ないと感じる方は浴槽に浮かべると香りを楽しむことができるのでお勧めです。

いかがでしたでしょうか?ご機会がありましたら是非「晩白柚」を味わってみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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