ブログ六本木店

2018.9.11

筍(タケノコ)について

春が旬のタケノコは、その成長の早さが早いことでも知られていますが、どのくらいの速度であるかご存知でしょうか?意外と知られていないタケノコの生態は、非常におもしろいものです。

本日は、筍についてお話させていただきたいと思います。

筍(タケノコ)について

タケノコ
みなさんご存知だと思いますが、筍(タケノコ)は、竹の芽の部分に当たります。温帯では主に3年目~4年目、熱帯では夏に伸び始め、その後は徐々に成長するスピードは速くなり、地表に顔を出す時期は1日当たりに伸びる長さは数センチメートル程度だったものが、10日目頃になると、なんと1日で1メートル以上伸びることもあるそうです。

この様に、昼夜を問わず非常に速いスピードで伸びるのため、一種の民間語源として、「筍」という字は10日間ということを意味する「旬」がもとになっている、などと言われることもあります。驚くほどの早いスピードで伸びていきますが、2 ~3カ月ほどでその成長は止まり、やがて若竹となって皮を落とします。その後、高さや太さに関してはそれ以上変化することはなく、成竹となって10年ほど生きるのです。

タケノコは、まだ地中にあるうちに節が全て形成され、根に近い節から順に伸びて行きます。タケノコの皮が固いのは、柔らかい本体を保護することに加えて、節の成長を助ける役割も持っているそうです。このため、若竹の皮を取るとその節の成長は止まってしまうのです。

 

筍を使った料理

タケノコ
食用とされているタケノコは、春先に面から芽の出かけているものです。また、「穂先タケノコ」と言って、数メートル程度に成長したものの穂先部分を刈り取ったものも食用とされてるのです。

タケノコは、切断するとその直後から「えぐみ」が増加してしまうものです。採ってから時間が経つにつれて固くなると同時にえぐみが強くなってしまいますので、できるだけ早く調理したりアク抜きなどを行いましょう。冷蔵庫で保管すると、味や香りが劣化してしまうのを遅らせることはできますが、早いほど美味しくいただくことができます。

それでは、本日は「筍の炊き込みご飯」をご紹介していきたいと思います。

まず、お米は研いでから夏なら30分、冬なら1時間程水に漬けておきます。
炊き込みご飯の調味料として、醤油・酒・みりん・だしの素を、混ぜ合わせておきましょう。
鶏のささみはスジを取り、食べやすい大きさに切ります。
一口大に切った鶏ささみは、ポリ袋か器に入れ、醤油と酒に漬けて冷蔵庫で10分~30分程おきましょう。

具材として使用するタケノコはスライスして食べやすい長さに切り、椎茸は薄くスライスしておきます。
人参はいちょう切りにし、しめじは石突きを切り落とし、エリンギはスライスします。
これらの野菜の具材は、あらかじめ混ぜておきましょう。

炊飯器で炊く直前に、お米を浸していた水を捨て、炊き込みご飯用の調味料を加えます。
調味料を加えたら、1合のメモリまで水を加えましょう。
そして、鶏ささみ肉と混ぜておいた野菜をお米の上に乗せ、混ぜずに直ぐに炊きます。
炊き上がったら全体をよく混ぜ合わせて約15分蒸らしましょう。

※お米に熱が均等に通るように、具材とご飯は炊き上がってから混ぜましょう。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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