ブログ六本木店

2020.9.15

茶ぶりなまこ

茶ぶりなまこについて

みなさま「茶ぶりなまこ」をご存知ですか?あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、”茶ぶり”とはナマコを美味しく食べるために番茶を使った料理法のことで、一般的には酢の物で味わいます。
本日は「茶ぶりなまこ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

茶ぶりなまこについて

茶ぶりなまこについて
柔らかい食感が特徴の「茶ぶりなまこ」。もともとは石川県の郷土料理として知られています。
なまこは生のままでも食べることができ、薄切りにしてポン酢や醤油をかけてたべるとコリコリとした食感が楽しめます。それに対して「茶ぶりなまこ」は、番茶にさっと通すことでなまこ独特の臭みを取ることができ、身も柔らかくなって食べやすくなります。

そもそも、なまこは食べられるの?と思う方も多いかもしれません。なまこは日本で生息しているだけでも約200種類と言われています。その中で食用とされるのは3種類ほど。主に「マナマコ」という種類が食用として流通しています。
なまこは印象的な見た目にあわせ、ブヨボヨとした感触が特徴的ですね。少々敬遠されがちななまこですが、実はビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。
なまこの定番料理といえば”茶ぶりなまこ酢”。酸味の効いた味付けと絶妙な歯応えが楽しめる一品です。

茶ぶりなまこの作り方

茶ぶりなまこ酢の作り方
ここでは緑茶を使った”茶ぶりなまこ酢”の作り方についてご紹介します。

◆作り方:鍋に緑茶を入れて中火で沸かします。沸騰前に切りなまこを入れて、約5秒間サッと湯通しします。すぐに冷水で5分ほど冷やし水気を切ります。鍋に調味料適量(水、酢、醤油、みりん、出汁)を入れ加熱しながら調合し、粗熱をとります。
なまこを加えて一時間ほど冷蔵庫に置き味を馴染ませたら完成です。お好みで大根おろしや唐辛子を散らせてお召し上がりください。

なまこは年間を通して流通していますが、旬は11月〜2月頃の水温が下がる時期となっています。旬のなまこは身が引き締まりコリコリとした食感が楽しめるので、是非なまこが美味しい季節に味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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