静岡県焼津の珍味「鰹のへそ」

みなさま、「鰹のへそ」をご存知でしょうか？鰹のへそとはカツオの心臓のことで静岡県焼津では昔から親しみのある食材なのです。クセになるような独特な食感と高い栄養価を持ち合わせた鰹のへそは人気があり、希少な部位として知られています。
本日は「鰹のへそ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

鰹のへそについて

「鰹のへそ」は、静岡県焼津で昔から親しまれている食材で、地元では鰹の心臓のことを「へそ」と呼んでいました。
鮮度が命と言われるほど鰹は元々デリケートな食材なのですが、当時鰹の心臓となると地元でしか味わえない珍味だったのです。
しかし近年は真空や殺菌の処理技術が発達し、各地へ流通されています。
鰹の心臓なのでもちろん一匹に一つしかなく、生産数が少ないことから希少な食材となっています。
また、心臓なのでレバーのような独特な味わいが特徴で、調理法は様々あり味噌煮・フライ・塩焼き・おでんの具材・炒め物にするなどして食べます。また、お酒のつまみとしても最適です。
「鰹のへそ」特有の香りと弾力があり、コリコリとした食感がクセになります。

元々焼津では鰹の加工生産が盛んだったことから鰹のへそも貴重な食材として食べられていました。
様々な食べ方で味わうことができるのでお料理の幅も広がります。

鰹のへその栄養価

「鰹のへそ」にはエラスチンという栄養成分が含まれているので、美容効果が期待できます。
エラスチンとはコラーゲンの周りにまとわりついている成分のことであり、エラスチンが不足するとお肌のシミやシワの原因となる可能性があります。
この成分は弾力性や伸縮性の維持をする働きがあると言われており、通常体内のエラスチンは加齢により減少しますが、鰹のへそを食べることによって不足しているエラスチンを補うことができると考えられているのです。
さらに、鉄分も豊富に含まれているので美容と健康の両方に役立つ食材となっています。

ご機会がありましたら是非一度、焼津の珍味「鰹のへそ」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。