ブログ六本木店

2017.12.2

鮭の生態と料理

鮭は、健康に良いことはもちろん、最近では鮭が持つアンチエイジング効果なども注目されています。秋に旬を迎る鮭は、いろんなお料理で堪能したいものですよね。

本日は、鮭についてお話させていただきたいと思います。

 

鮭について

鮭
一般的に流通している鮭は、「シロサケ」、「アキサケ」、「アキアジ」などと呼ばれることもあります。
年間を通して食べることができる鮭ですが、産卵のために栄養が疲弊していないものは、旬のものより美味いとも言われているのです。

日本近海で捕れる鮭は、北海道や東北地方を中心に人工的に採卵、放流される孵化場産シロザケが占めています。そうは言っても、人工的な稚魚の放流が行われずに、自然のサイクルが維持されている河川も北海道をはじめとして、北陸や近畿、山陰地方にいくつか存在するそうです。
鮭は、河川で生活している時期は摂食可能な水棲生物を、海での生活期は周囲に生息する餌としやすい生物を捕食しています。

みなさんよくご存知の通り、サケの身の色は赤いですが、生物学的には赤身魚ではなく、速筋から成る白身魚に分類されています。
サケの赤色は、餌として摂取された甲殻類の外殻に含まれるカロテノイドである「アスタキサンチン」によるものです。卵が赤いのもこの色素によるものなのです。このアスタキサンチンの抗酸化作用などが注目され、多くのサプリメントや健康食品、化粧品などにも利用されています。

鮭を使った料理

鮭
サケは、程よく脂がのったクセのない魚ですので、さまざまなお料理に用いることができます。

鮭は、刺身をはじめ汁物や鍋料理、焼き物としてはシンプルな塩焼きやムニエル、バター焼き、ホイル焼き
などの調理されることが多いですね。
汁物に代表されるものには「あら汁」を挙げることができ、鍋料理としては石狩地方発祥のサケと豆腐、野菜などを味噌で煮込む「石狩鍋」を挙げることができます。また、石狩鍋に豚肉を入れた「十勝鍋」や、塩引きした鮭のあら、切り身を野菜と煮込んだ「三平汁」などもあります。

鮭の栄養素

鮭は、ビタミンを豊富に含んでいる魚で、特にビタミンB郡
が豊富です。
ビタミンB郡には、成長促進をはじめ、胃腸障害を和らげたり血液循環の改善などの効果があるとされています。
さらに、鮭には良質なタンパク質も多く含まれています。
また、鮭に含まれているビタミンEには、胃腸を温めたり、血行の改善、肩こりにも効果があり、脳細胞を活性化するDHAも多く含まれているのです。

 

これから秋鮭がおいしい季節になってきます。是非皆様お召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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