ブログ六本木店

2019.11.1

鱧(はも)鍋のおすすめ

鱧(はも)鍋は、これから寒くなる時期にぴったりなお料理です。高級魚として知られている鱧の旬の時期は夏だとされていますが、実は鱧が美味しい季節は夏だけではありません。

本日は、「鱧(はも)鍋」についてお話させていただきたいと思います。

鱧(はも)について

鱧鍋
特に関西の地域で下試案れている鱧は、毎年7月に開催される祇園祭や天神祭などに欠かせない食材です。温暖な海を好む鱧は、国内だと瀬戸内海や九州などの南の地域に生息しています。また、鱧が有名な地域として挙げられるのが、兵庫県の沼島です。毎年シーズンが訪れると、豊漁を祈願する「鱧供養祭」が行われ、両市や海の安全などを願うのだそうです。

鱧の歴史は古く、安土桃山時代にまでさかのぼります。鱧は生命力が比較的強いため、まだ冷蔵の技術もなく交通網も現在のように発達していない時代でも、活きたまま兵庫の海から京都や大阪へと届けられていました。

鱧(はも)の旬は夏だけではない

鱧
一般的には鱧の旬の時期は、秋の産卵にむけて脂がのる夏だと言われていますが、産卵後に食欲が増してたっぷりを栄養を摂っている秋の鱧もまた、美味しいものです。秋の鱧は、皮が厚くて硬く、骨も太いのが特徴です。

また、身の部分だけでなく卵巣や胃袋なども食べることができ、非常に美味しいものです。

鱧を調理する際に必須なのが、小骨を処理する技術です。鱧の小骨を細かく切ることを「骨切り」と言い、包丁の扱い方やスピードなどが絶妙であるため、熟練した技術が必要です。ちなみに、「骨切り」の技術を習得するまでには10年はかかるとも言われています。

この時期に鱧を楽しむのであれば、鱧鍋が断然おすすめです。これからますます寒くなってくる時期に、熱々の鍋料理で体を温めましょう。鱧の他には、シメジや水菜、豆腐、玉ねぎなどの具材がよく合います。

鱧の上品な風味を堪能できる鱧鍋は、まさに今の時期にピッタリなお料理です。みなさまも、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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