ブログ新橋店

2019.12.3

お香を焚く意味はリラックス効果の他にも

お香を焚く意味を、みなさまご存知でしょうか?中国やインドから日本へ伝わったお香は、もともとは現代で言う中東の地域で盛んでした。それが、ヨーロッパでは香水へ、アジアでは仏教の儀式で用いられる焼香へと発展したのです。

本日は、「お香を焚く意味」についてお話させていただきたいと思います。

お香を焚く意味とは?

お香

様々な香りのするお香が日本でも手軽に購入することができ、お好みの香りをお部屋で楽しまれている方も多いかと思います。しかし、もともとはそのように「香りを楽しむため」のものではなく、浄化作用や殺菌作用の効能を目的として使用されていました。やがて、アジア圏では仏教の儀式に用いられる焼香となり、ヨーロッパでは香水へと発展していきました。

古代ギリシャでは、家畜の臭い対策や虫よけのためにお香か使用されていましたし、お医者さんも殺菌作用のある香りを持ち歩いていたとも言われています。

お香の効果について

お香の効果に関しては、一休禅師によって次のようにまとめられています。

◆感格鬼神:感覚が研ぎ澄まされることです。
◆清淨心身:心身を浄化することです。
◆能除汚穢:穢れを取り除くことです。
◆能覺睡眠:眠気を覚ますことです。
◆静中成友:孤独感を払拭することです。
◆塵裏偸閑:忙しくても、和ませることです。
◆多而不厭:多くあっても、いとわないという意味です。
◆寡而為足:少なくても香りを十分に放つということです。
◆久蔵不朽:長期間保存しても、朽ちないという意味です。
◆常用無障:常用しても、害がないということです。

お香を焚く際は、午前中の太陽の光が満ちている時間帯がおすすめです。ただし、お香は煙が出るため、火災報知機の下で焚く作動してしまいますので、天井に火災報知器がないことを確認してから使用しましょう。また、寝る前に焚く場合は、そのまま忘れて寝てしまわないように、注意してください。

お香の原料はさまざま

お香
お香に使用される原料は、実に様々ですが、いずれも自然由来が使用されますので、基本的に人工的に作られた成分は用いられません。例えば、香りを発する木や花や根など、たくさんの種類があり、それらの配合によって香りはもちろん、効能も異なってくるのです。

お香には、リラックス効果だけでなく宗教的な意味合いや浄化作用などといった古くから利用されている作用もあります。ぜひ、みなさまもお気に入りの香りを見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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