ブログ新橋店

2019.4.29

こくわ(猿梨)は幻の果実

こくわ(猿梨)とは、「サルナシ」とも呼ばれているマタタビ科の果物で、山に自生しています。サルナシと言う呼び名の由来は、「サルが好んで食べるような果実」もしくは、「サルが梨と間違えて食べる果実」などと、いくつかの説があるのだそうです。また、味が最高に良く、あまり見かけることがないことから「幻の果実」とも呼ばれています。

本日は、こくわ(猿梨)についてお話させていただきたいと思います。

こくわ(猿梨)について

サルナシ
冒頭でもご紹介した通り、「こくわ」は「サルナシ」とも呼ばれる山に自生している果実です。
原産国は中国で、暑さにも寒さにも強く、9月下旬~11月上旬にかけての時期に収穫期をむかえます。リンゴや桃などの果実と比べると、サルナシは栽培できる土地を選ばないため、荒れ地や休耕地などといった土地を活用しつつ栽培することも可能だとされています。

サルナシには、オスとメスがあり、実際に果実を実らせるのはメスのみです。「こくわ」や「ベビーキウイ」として販売されている場合もあります。農園のブドウの木の脇などに植えられていることが多いため、見つけたらぜひみなさまも味わってみてはいかがでしょうか?収穫したばかりの果実は固いのですが、常温で数日置いておくと、徐々に柔らかくなると同時に、甘みも増してきます。ブドウを食べるような感覚で食べることができるので、朝食やおやつにもおすすめです。

こくわ(猿梨)の加工品

果実として人気の高いサルナシですが、実はジュースやお酒、ジャムなどの加工品としても人気があります。
特に、「サルナシ酒」は果実酒の中で最もおいしいともいわれるぐらいの、フルーティーな風味が人気の理由です。完熟したものを絞った「サルナシジュース」も一度試していただきたいものです。酸味が強く渋い緑色をしていますが、それが新鮮である証拠でもあるのです。

サルナシはスーパーフード

サルナシ
サルナシは、栄養価が高いことから、最近では「スーパーフード」とも言われています。見た目はキウイフルーツに似ていますが、その小さな果実に栄養素がギュッと凝縮されているようなイメージです。
具体的に含まれている栄養素としては、レモン約10個分のビタミンCや、アボカドの約2倍のビタミンE、さらに、カロテンやルテイン、タンパク質分解酵素のアクチニジンなどと、栄養価が高いことがわかります。さらに、その他にもポリフェノールや鉄分、カリウム、マグネシウムなど、健康や美容に嬉しい栄養素が豊富に詰まっているのです。
加えて、サルナシは花粉症やアトピー、ぜんそくなどの症状が緩和されることも期待されているのだそうです。

「サルナシ」、「こくわ」はあまり聞きなれない名前の果実ですが、機会がありましたら、ぜひみなさまもそのおいしさを味わってみられてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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