ブログ新橋店

2017.3.19

マグロは家庭でも料理店でも大人気の魚です

マグロ

清らかな香り漂う梅花の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
春はすぐそこまで来ていますね。新しい出会いや別れの季節に期待と不安が混じりあっている方も多いのではないでしょうか。

さて、本日お話しさせて頂きたい食材はマグロです。皆様お馴染みの魚ですよね。最も有名な魚と言ってもいいかもしれません。ご存じの方も多いかと思いますが改めてご紹介していきたいと思います。

マグロの特徴と歴史

マグロ

マグロとはどんな魚なのかについてご説明します。

マグロは大型の肉食の魚で、暖かい海を回遊している魚です。日本ではもちろんのこと、マグロは英語ではtuna(ツナ)と呼ばれ食べられているなど、世界各国で食用の魚として重宝されています。マグロは種類によって生息する水深や分布域が異なり、全世界の熱帯夜温帯の海域に生息しています。マグロは死ぬまで泳ぎ続けるとされており、睡眠している時も止まりません。泳ぐのをやめてしまうと窒息してしまうと言われています。口と鰓蓋を開けて泳ぎ、海水が通り抜ける際に呼吸をしているのだそうです。

現代のように科学技術が発達して、冷蔵庫など保存設備と運搬設備がしっかりするまでは、腐敗しやすいということでマグロにあまり食材としての価値は見出されていなかったそうです。現在は缶詰などの製法の技術進歩も手伝って様々な形でマグロは食され、高級魚の地位を確立しています。日本の寿司は世界中でヘルシーだと人気を博し、この寿司ブームでマグロの需要は世界的に高まりました。現在人気のあるトロと言われる脂ののった部位は江戸時代には食べると恥ずかしい場所とされて捨てられていたです。明治時代に入って、その美味しさが評価され、今のように高級すしのネタとして使われるようになったそうです。

マグロの種類と味

マグロ

続いてマグロの種類についてご説明したいと思います。本日は4種類ご紹介します。

まずはマグロの王様としても知られるクロマグロについてです。

日本で一番有名なマグロはこのクロマグロと言っても良いでしょう。クロマグロは兎に角大きくて迫力があります。大きいものでは体重は400㎏、全長3mを超えるものもいるそうです。脂質の多さや肉質の深みから来る舌ざわり、味の良さに、高級寿司ネタとして高く評価され、日本人を惹きつけてきたマグロです。トロと一言に言っても、大トロ、中トロ、トロの脂の乗り具合で異なる味わいで、別のネタとして楽しめるのもクロマグロが人気の理由です。現在は養殖のクロマグロも購入できますが、広い海を回遊している天然のクロマグロに比べるとどうしても運動量が少なく、そのため味も劣るようです。

次にご紹介するのはクロマグロに見た目の似ているミナミマグロです。クロマグロより小さく、尾の近くに黄色いひれがついているのが特徴です。肉は鮮度が良いと鮮やかな赤色をしており、クロマグロと同じようにトロが人気で、甘みが強く肉厚なのが特徴です。その美味しさからクロマグロに劣らず、日本人を惹きつけてきたマグロです。クロマグロより流通量が少ないため、あまりスーパーなどで売られることはないようです。マグロの人気の上昇から乱獲が進み、現在の漁獲量はとても少なくなってしまっているようです。

3種類目はメバチマグロです。メバチマグロは比較的さっぱりとした味で、値段も手ごろです。スーパーマーケットで売られていたい、回転ずし、宅配ずしなどで使われていることが多いマグロです。関東を中心に流通しており、脂身はそれほど多くありません。

最後にキハダマグロについてご紹介します。メバチマグロに比べて、関西で多く食べられているマグロです。メバチマグロ同様脂身が少なく、あっさりとしているのが特徴で、トロは取ることができません。刺身やステーキとして食べられることが多いです。ツナの缶詰の原料としても使われることが多く、世界で一番漁獲量の多いマグロです。

 

さて、当店ではすき焼き、しゃぶしゃぶはもちろんのこと、上質なマグロ料理も取り扱っております。マグロ本来の味を最大限に引き出した、こだわりの逸品を存分にお楽しみ頂けたら幸いです。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

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