ブログ新橋店

2020.2.29

秋田名物「しょっつる鍋」をご存知でしょうか?

しょっつる鍋について

秋田県の郷土料理であるしょっつる鍋はご当地グルメとして人気があり、秋田ならではの食材で作られています。「しょっつるとは?」と思う方が多いのではないでしょうか?
本日は、「しょっつる鍋」についてお話しさせていただきたいと思います。

しょっつる鍋とは

しょっつる鍋について
秋田県では郷土料理として親しみがある鍋物で、ハタハタという魚と麹や塩が原料で一年をかけて発酵させて造られる魚醤のことを「しょっつる」と言います。漢字で書くと「塩魚汁」です。
毎年12月頃に産卵を控えたハタハタが秋田県の近海に現れ、雷が多い時期であることから別名「カミナリウオ」と呼ばれています。体長は20㎝ほどで、甘みがあり、さっぱりとした味わいが特徴です。
「しょっつる」は深みのある味わいとクセが特徴的で、もしかしたら人によっては好き嫌いがあるかもしれません。
秋田県近海で漁獲されるハタハタを使った魚醤は、しょっつる鍋以外にもラーメンやうどんの汁として使われることがあります。

「しょっつる鍋」の主な具材は、ハタハタ・旬野菜・お豆腐などを入れて味わいます。季節の食材を使ったしょっつる鍋は栄養価が豊富で、旨味がたっぷりと詰まっているので地元の味として愛されています。厳しい寒さが続く時期でも「しょっつる鍋」を食べると体が温まり、栄養も摂れるので嬉しいご馳走の一つです。

近年ではご当地グルメとして注目されているので、観光客の方にも人気なお料理なのです。また、秋田名物のきりたんぽが入った「しょっつる鍋」も人気高いようです。

しょっつる鍋の歴史

しょっつる鍋の歴史
秋田県の郷土料理である「しょっつる鍋」は、江戸時代初期から始まったと言われています。秋田県近海で漁獲されるハタハタを利用して昔から民家で「しょっつる」を自家製造されていたとのことです。
販売を目的とした製造は明治時代に入ってからであり、時代が進むにつれハタハタの漁獲量が減少したことが背景にあり、徐々に自家製造する家庭が減っていったようです。
現在では工場で製造され、地元の方から今でも愛される郷土料理となりました。

いかがでしたか?機会がありましたら是非秋田の郷土料理「しょっつる鍋」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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