「ふめん」はお酒やご飯のお供にぴったりです

「ふめん」という北海道の珍味をご存知でしょうか？黒くてとろっとした見た目で、味は塩辛いため、お酒のおつまみとして人気の珍味なのです。

本日は、「ふめん」についてお話させていただきたいと思います。

ふめんは北海道の珍味

冒頭でもご紹介したように、ふめんは北海道の料理の一つで、黒くてとろっとした見た目と塩辛い味が特徴です。瓶詰めで販売されていることが多く、お酒のお供にはもちろん。白いご飯とも相性が抜群に良いのです。
ふめんは、鮭の腎臓を塩辛にしたもので、北海道はもちろん東北の地域の方にも人気があります。

「ふめん」と言う名前は、ちょっと変わった呼び名ですが、これはアイヌ語で腎臓を意味する「メフル」がなまったものだと言われています。
鮭の腎臓を食することに驚かれるかもしれませんが、鮭の内臓は腎臓だけでなく心臓までも食されるのです。鮭の心臓は「どんぴこ」と呼ばれ、特に三陸地方の方々に人気があるそうです。

ふめんの作り方は、それほど難しいものではありません。まず、鮭から腎臓を取り出して水で丁寧に洗い、それを塩漬けにするだけなのです。ですので、鮭が内蔵ごと出に入れば、ご家庭でもふめんを作ることが可能なのです。

ふめんは、一般的な塩辛と同じように、お酒のおつまみやご飯のお供として食べることがほとんどです。黒くてトロっとした見た目によって、好みは分かれるかもしれませんが、病みつきになってしまう方も多いものです。

ふめんを使ったお料理

お酒やご飯のお供としてそのまま食べるのが一般的な食べ方ではありますが、他にもふめんを美味しく楽しむ食べ方がありますので、いくつかご紹介したいと思います。

■パスタ
ふめんにしっかりと味が付いているため、アンチョビの代わりに使用するのがおすすめです。
鮭のパスタに、ふめんを加えるだけで、たちまち濃厚な味わいのサーモンパスタに変身です。
パスタを茹でて、鮭とふめんに絡めるだけですので、お料理が苦手な方でも簡単に作ることができると思います。

■アボカド和え
ふめんは、アボカドのクリーミーな食感との相性も抜群です。
アボカドを食べやすい大きさにカットし、お好みの量のふめんを和えるだけで完成です。
キュウリを加えると、よりさっぱりとした味わいに仕上がります。
材料を切って和えるだけで完成するので、「あと一品ほしい」なんて時にもぴったりですし、お酒のおつまみとしてもいいですね。

瓶詰めのものが多く出回っていますので、ぜひみなさまもふめんの風味を味わってみてはいかがでしょうか？
塩辛が好きな方には、特におすすめしたい珍味です。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。