ブログ京橋店
2020.9.15
ししとうの歴史と魅力

ししとうは別名「甘唐辛子」とも呼ばれ、唐辛子の一種に分類されている野菜です。
本日は、「ししとうの歴史と魅力」についてお話しをさせていただきたいと思います。
ししとうの歴史
見た目がよく似ている「ししとう」と「唐辛子」は同じナス科トウガラシ属の野菜ですが、その中でも辛みのある品種が唐辛子、辛みがない品種をししとうと呼びます。
ししとうは元々中南米が原産であり15世紀に南米からヨーロッパへ伝わり、その後世界中に伝わったと言われています。
16世紀にはヨーロッパで辛味が少ない甘味種が誕生したと言われており、明治時代に日本へも伝わりましたが一般的に広まったのは第二次世界大戦後のようです。
また唐辛子も同じく中南米が原産であり、その歴史もほとんど同じだと言われています。
ししとうの魅力
ししとうは年間を通して流通していますが、比較的に多く出回るのは6月〜8月頃。ししとうには疲労回復に効果があるビタミンCや、感染症を予防する働きがあるBカロテンを豊富に含んでおり、夏バテ対策にもなる野菜です。
ししとうは生で食べることができますが、炒め物や煮物など様々なレシピで美味しくいただけます。また、火の通りが早いので、フライパンでサッと炒めるだけで手早くおかずの一品が作れるのも魅力の一つです。火を加えるとほんのりと甘みが増し、調理方法によって違った味わい方が楽しめます。
基本的に辛味が少ないししとうですが、育つ環境によってはすごく辛い物もあります。辛味が強い物の多くは小ぶりで中の種が少ないことが多いようです。
ししとうの選び方
美味しいししとうを見分けるポイントとしては、ハリとツヤがあり綺麗な緑色をしているものを選びましょう。触った時に固く感じるものや黒っぽく変色しているものは鮮度が落ちている可能性があります。
鮮度が高いものは触った時にしっかりと果肉にハリと弾力があるので是非参考にしてみてください。
旬の時期が最も美味しいとされていますが、ししとうは通年手に入れることができるので常備野菜としても活躍できます。
是非、日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。