ブログ京橋店

2019.3.27

すき焼き・関東風と関西風の違いとは

すき焼きには、関東風と関西風と2種類のすき焼きがあり、それらには大きな違いがあることをみなさんご存知でしょうか?ぐつぐつと割り下で煮込んで作る「関東風」に対して、「関西風」は上質な牛脂を用いてお肉をダイレクトに焼いて調理するため、お肉本来の美味しさを堪能することができるのです。

本日は、すき焼きの関東風と関西風についてお話させていただきます。

すき焼きについて

現在では、「すき焼き」という呼び名が一般的ですが、関東大震災前の関東では「牛鍋」と呼ばれていました。しかし、関東大震災が起こったことによって関東の牛鍋屋が姿を消してしまったため、その代わりに関西のすき焼き屋が関東にも進出してきました。
その後、関東に進出してきた関西のすき焼き屋と、関東の牛鍋が混同され、現在では関西風のものでも関東風のものでも「すき焼き」と呼ばれるようになったのです。

関東風と関西風、どちらも溶き卵つけて食べることは同じなのですが、大きな違いは調理方法にあります。
関東風のすき焼きは「煮る」のに対して、一方の関西風は「焼く」という調理方法を用いるのです。

次は、関東風のすき焼きと関西風のすき焼きについて、具体的にお話していきたいと思います。

関東風のすき焼き

関東風のすき焼き
「関東風」と呼ばれているすき焼きは、醤油とみりん、砂糖、出汁などの割り下を使用することが大きな特徴で、関西風との違いとも言えます。割り下を鍋に注注ぎ、お肉や野菜と一緒に煮て、煮えたら溶き卵をつけて食べます。

関西風のすき焼き

関西風のすき焼き
関東の方は驚くかもしれませんが、関西風のすき焼きでは割り下を使用しません。
関西風のすき焼きは、関東風のように割り下で野菜や肉を「煮る」のではなく、焼いて食べるのが一般的だとされています。
関西風のすき焼きの場合、まず鍋にお肉を入れて火を通し、火が通ったら砂糖や醤油などで味付けします。そして、水気の多い野菜から順に鍋に加えて、火が通ったら関東風のすき焼きと同じように溶き卵をつけて食べます。

関西風のすき焼きは、だし汁を使用せずに野菜の水分を頼りに調理するので、関東風のすき焼きと比べてやや味が濃いめです。

すき焼きに用いられる他の具材に関しては、しらたきや焼き豆腐、ネギなどが多いかと思いますが、他にも旬の食材を取り入れて、その時期ならではのすき焼きにアレンジして楽しむのもおすすめです。
まだ少し肌寒い今の時期は、ご家族や気の置けない友人などと温かいすき焼きを囲んでみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

瓢喜 香水亭 六本木本店

03-5414-1196

瓢喜 香水亭 新橋店

03-5510-9070