ブログ京橋店

2020.5.12

ブダイの料理

ブダイについて

みなさま、ブダイという魚をご存知でしょうか?ブダイは世界中の至る箇所、主に温かい海域に生息している魚です。刺身料理として取り扱われることが多いのですが様々な調理法があり、歯応えのある食感が特徴的です。
本日は、「ブダイの料理」についてお話しをさせていただきたいと思います。

ブダイとは

ブダイのレシピ
国内では太平洋から九州、沖縄地方に多く生息しています。ブダイの種類はおよそ100種類ほどあり、一部の種には内臓に毒が含まれていることで知られています。
食用とする際には下処理をきちんと行い注意が必要なのですが、食中毒の発生が多く確認されている種は青ブダイとナンヨウブダイです。
青ブダイは体全体が鮮やかな青色をしているのが特徴で、見ている分には綺麗な魚なのですが内臓にパリトキシン様毒という毒を持っています。強い毒性があるためもし食用とする場合は内臓を綺麗に取り除く下処理を行う必要があります。ただしすべての青ブダイに毒があるわけではなく、そもそも青ブダイ自体は毒を持っていません。なぜ毒を持つ個体がいるのかというと、青ブダイが捕食対象としているスナギンチャクが原因であり、食べるとスナギンチャクの毒が体内に蓄積してしまうのです。

またナンヨウブダイも、青ブダイと似た容姿をしており青々とした色が特徴です。体調は約70㎝という大柄な魚であり、青ブダイと同様内臓に毒を持っている可能性があります。

毒を持っているためブダイ料理に嫌悪感を感じてしまうかもしれませんが、すべてのブダイに毒があるわけではなく、また(フグのように)きちんと下処理を行えば危険はなく美味しく味わえる魚です。

ブダイの調理法

ブダイについて
ブダイの旬は冬の時期で、旬の時期を除けば比較的安い値段で流通されています。
味わい方はお刺身で食べる他、煮付け・ムニエル・天ぷら・鍋料理など、様々な調理ができます。

人によって刺身はクセを感じる方もいるので、そういった場合には熱を通して食べることをお勧めします。
◆簡単レシピ:ブダイを三枚おろしにしたものをぶつ切りにして茹でます。茹で上がったらポン酢や薬味をかけて完成です。
シンプルな調理法ですが熱を通すと独特なクセはなくなり、ホクホクとした食感を堪能することができ大変美味です。

毒性のイメージがあるかと思いますが、毒を持つのは青ブダイとナンヨウブダイです。一般的に流通しているブダイには毒性がなく安全に食べられるものです。

ブダイは歯応えや食感、味わいが良くレパートリー豊富な調理法が楽しめるので、機会がありましたら是非ブダイ料理を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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