ブログ京橋店

2019.3.8

山菜の女王

山菜とは、山や野原に自生している食用の植物のことを指します。山菜と言えば、春が旬のふきのとうやゼンマイ、タラの芽などが代表的ですが、最近では「山菜の女王」とも呼ばれているある山菜が人気となっているのです。

本日は、山菜の女王についてお話させていただきます。

山菜について

山菜
山や野原に自生している食用の植物のことを山菜と言い、「ふきのとう」や「山ウド」、「ゼンマイ」などが代表的ですよね。独特の苦みと風味が特徴で、最近ではハウス栽培している農家も多いようです。

3月下旬~5月下旬に収穫時期をむかえる「ふきのとう」は、春を代表する山菜として知られています。独特の強い苦みと風味があるのが特徴です。また、天ぷらにしていただくことの多い「タラの芽」はアクが少ないので、あく抜きしなくても美味しくいただくことができます。タラの芽の旬は、4月下旬〜6月下旬頃だとされています。
また、北海道の特産品である「アイヌネギ」山菜の一つです。「行者にんにく」とも呼ばれるようになった由来は、古く、修行をしている行者の活力源となったところにあるそうです。

山菜の女王「コシアブラ」

コシアブラ
山菜というと、先ほど触れたようなふきのとうや山ウド、タラの芽などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、山菜の女王とも呼ばれている「コシアブラ」はご存知でしょうか?
コシアブラは、成長すると15m~20mにもなる、タラの芽などと同様のウコギ科の一種の落葉樹です。春に枝の先から出てくる芽が食用とされているのです。芽の色は透き通るような黄色で、ツヤがあるのが特徴です。山菜が持つ独特の風味があり、タラの芽が「山菜の王様」であるのに対してコシアブラは「山菜の女王」と呼ばれているのです。
コシアブラの木は、白っぽい色をしていて葉の数は5枚であり、葉から強い香りがするのが特徴です。

コシアブラは北海道から九州までの幅広い地域に生息し、4月上旬頃から採ることができます。タラノ木の近くに自生していることが多いので、タラノ木の周辺を探してみると見つけやすいかもしれませんね。

コシアブラを手に入れたら、天ぷらにする以外の調理方法であればあく抜きすることをおすすめします。あく抜きは、沸騰させたお湯に塩を少し加え、2~3分ほど茹でます。茹で上がったら、冷水でひやしてください。
コシアブラは、他の山菜と同じように天ぷらにしたり、炊き込みご飯の具材として使用しても美味しくいただくことができます。また、あく抜きをきちんとすれば、おひたしにするのもおすすめです。さらに、コシアブラはバターとの相性が抜群ですので、バターソテーにしてもいいかもしれませんね。バターでソテーする場合には、シンプルにバター醤油で味付けすると、コシアブラの風味もしっかりと味わうことができるでしょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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