ブログ京橋店

2020.3.30

岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」

南部鉄器の特徴

南部鉄器とは、岩手県南部鉄器協同組合連合会の加盟業者によって作られている鉄器のことです。フライパンやティーポットとして使われており、使うたびに人の身体に吸収されやすい鉄分を補給できると話題を集めています。
本日は「南部鉄器」についてお話しさせていただきたいと思います。

南部鉄器とは

南部鉄器の特徴
「南部鉄器」は長い歴史を持つ岩手県の伝統工芸品であり、昭和50年2月17日には国の伝統工芸品に指定されています。
昔ながらの製法で作られており、現代でも高い人気を誇っています。また現代らしいデザインを製造するなど、伝統手法を守りつつ時代に合わせた鉄器が製造されています。

南部鉄器の特徴とは

黒くて重いことが特徴的ですが、実は我々の生活に寄り添ってくれる優れものアイテムなのです。
鉄器には「二価鉄」という成分が含まれており、お料理をするたびにこの成分が溶出するので、調理器具から鉄分が摂取できるという特徴を持っています。

また、焦げ付きの防止・冷めにくい・温度にムラが出来ない・味がまろやかになることも特徴の一つです。
寿命が長いので、長期間の使用が可能なところも「南部鉄器」ならではの良さなのです。

南部鉄器の魅力

南部鉄器の魅力
南部鉄器には様々な魅力が詰まっており、一つは貧血の予防です。
貧血の原因は鉄分によるものです。みなさま、一般的に1日でどのくらいの鉄分を摂取しなければならないのかご存知でしょうか?成人男性で10mg .成人女性で12mgとされています。鉄分は食材から摂取しますが、不足しがちな鉄分を補ってくれる成分が含まれているのです。それが「二価鉄」という成分。
継続的に使用すると貧血予防の効果があります。人体に影響がない「鉄分成分」なので、安心してお使いいただけます。

また溶出する鉄分量は調理の仕方によって変わり、調理をしている時間が長くなるほど多くの鉄分が溶出します。(例えば、沸騰している時間や煮込んでいる時間です。)

また焦げ付きにくいことも魅力の一つです。鉄器の表面に細かな凸凹があるため、ここに油が染み込み加熱された空気が入り込むことで焦げ付きにくいのです。使い込むうちに油が馴染んでくるので、より焦げ付きにくくなっていきます。

さらに、温度がじんわりと温まる特性があるので、お料理の味がまろやかに仕上がります。冷めにくいという特性も持っているので、煮込み料理には最適な調理器具です。
是非、岩手県の伝統工芸品である「南部鉄器」をご家庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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