ブログ京橋店

2019.5.31

水無月豆腐を作ってみましょう

水無月豆腐をご存知でしょうか?見た目にも涼し気な水無月豆腐は、6月の京都を代表する水無月と言う和菓子をもとに作られたお料理です。

本日は、水無月豆腐についてお話させていただきたいと思います。

水無月豆腐について

水無月
「水無月」と言う和菓子をご存知でしょうか?水無月は、京都の6月を代表する和菓子で、無病息災を祈願する神事などで用いられます。「水無月豆腐」は、この水無月という和菓子をお料理に転用したものなのです。
魔除けの意味を持つ小豆は、和菓子の水無月にも欠かせない食材です。また、三角形に切り分けていただくのは、暑気を払うための氷を表しているのです。

水無月の歴史は古く、平安時代にまでさかのぼります。この時代の陰暦の6月1日には、氷室に蓄えられていた氷を臣下に賜る「氷室の節会」と呼ばれる行事がありました。しかし、その頃の時代には当然冷蔵庫はありませんので、一般庶民には氷などとても手に届かないものでした。現在では、ご家庭で氷を作ることができますし、コンビニなどでも買うことができますが、その当時は冬にできた氷を氷室で貯蔵し、真夏にそれを取り出して涼を得ていたのです。
当時の一般庶民たちは、氷の代わりに氷餅を食べてお祝いしていたのだそうです。これにちなんで作られていたのが、水無月と言う和菓子で、それが転用されたのが水無月豆腐だというわけです。

水無月豆腐の作り方

豆乳
【材料】
白練りごま
わらび餅粉
豆乳
黒豆の水煮
しょうゆ、みりん、塩、砂糖
たれの材料:だし、みりん、しょうゆ、酒

【作り方】
鍋に、白練りごまとわらび餅粉、豆乳を入れて、中火の火にかけます。
木べらを使って、よく練るのがコツです。
とろみが出たら弱火にして、まとまってきたら火を止めます。
使用する型を水で濡らして、黒豆を散らします。
その上に、わらび餅粉などを混ぜて練ったものを流し入れ、冷やし固めましょう。
冷やしている間に、たれを作っておきましょう。
たれは、だし、みりん、しょうゆ、酒を鍋でさっと煮立たせます。
固まったら、食べやすい大きさに切り分けます。
たれをかけて、お好みでワサビを添えたら出来上がりです。

冷蔵庫でひんやりと冷やした水無月豆腐は、暑い時期におすすめの一品です。
ぜひ、みなさまも水無月豆腐を食べて、暑い夏を乗り切ってください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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