ブログ京橋店

2018.11.25

筋子はご飯のお供に最高です

筋子

秋晴れが広が李気持ちの良い天気が続いていますね。皆様におかれましてはさらなるご活躍のことと存じます。さて本日は筋子についてお話しさせていただきたいと思います。筋子は白いご飯のお供に最高ですよね。特にアツアツの新米と一緒に食べると最高です。それでは筋子について詳しくみていきましょう。

 

筋子とは

筋子

そもそも筋子はどのような状態のことを指すのでしょうか。筋子は鮭の卵が卵巣から剥がされることなくそのままの状態のもののことを指します。またはそれを塩漬けした加工品のことですね。筋のような卵巣の膜により卵が繋がっている為に筋子と呼ばれたそうですね。これをバラバラにしたものがいくらです。

卵巣から剥がされる前の状態のものは全て筋子と呼んで良いでしょう。一般的に流通しているものは殆どが塩漬けされた加工品です。ちなみに加工されていないものは生筋子と呼ばれて区別されています。東北では塩漬けのものが筋子。未加工のものがハラコと呼んでいますね。

筋子の歴史は古く、平安時代に醍醐天皇が延喜式の際に内子鮭と呼ばれる筋子がお腹に入っている鮭を召し上がったそうです。この時より筋子が食べられだしたと言われています。

現在では筋子をバラバラにしていくらに加工するか、そのままバラバラにせずに塩漬けにするかの二つが主な食べ方になっていますが、他にも醤油漬けや粕漬けなどにして食べる地域もあるようです。

ほとんどのものが火を通すことなく生のまま食べます。

美味しく食べることのできる筋子は皮が硬くなる前の未熟なものが適しています。皮が硬くなったものについてはいくらにされることが多いようですね。

ちなみに川を遡上しだした鮭の筋子は硬くなり始めているのであまり食用には向かないと言われています。

 

筋子の栄養価

筋子

筋子には多くの栄養素が含まれています。なかでもビタミンB1は糖質の代謝を助けてくれることで人が活動するためのエネルギーを作り出してくれます。また、ビタミンB2は皮膚や粘膜などの体にとって重要な部分の成長や維持に効果が期待できます。その他にはナイアシンやビタミンB6がふくまれていますから脳神経を正常に働かせてくれる効果もあります。さらに、抗酸化作用が期待できるビタミンCやビタミンEも含まれており活性酸素の発生を抑えてくれます。これにより動脈硬化を防ぎ、血管の老化を防いでくれるようです。カリウムについても多く含まれているので疲労回復や高血圧対策に効果が期待できそうです。

忘れてはいけない栄養素がDHAとEPAですね。これらは血液をサラサラにしてくれる効果があり、高血圧を予防したり身体中の血管を正常な状態に維持してくれる効果があります。

非常に多くの栄養素が含まれている食材と言えますね。

 

いくらの醤油漬け

 

それではいくらの醤油漬けの作り方をご紹介していきます。まず、生すじこをザルに入れぬるま湯と大さじ1杯の塩を加えます。そのお湯の中に浸しながら皮から卵を剥がしていきます。薄皮を剥いだら冷たい水に入れてアクを出します。薄皮が残っていると後で生臭くなるので丁寧に取り除きましょう。

次に醤油と酒とみりんを混ぜ合わせ中火にかけます。アルコールが飛んだら昆布を入れます。冷めたら筋子と先ほどの漬け汁をタッパーなどに入れ一晩寝かせます。

これで完成です。新米によくあいますから何杯でもご飯を食べれそうですよね。刻みネギやわさび、ごまなどをかけると風味が増したり磯の香りを楽しむことができますからオススメです。ぜひご家庭でも作って見てください。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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