ブログ京橋店

2019.2.26

蓮根にはビタミンCが豊富

蓮根の穴は、「未来を見通すもの」と考えられることから、縁起の良い食べ物としてお正月のおせちなどでもよく使用されますよね。

本日は、蓮根についてお話させていただきます。

蓮根について

蓮根
レンコンは、「蓮根」と書きますが、実は蓮の根の部分ではなく、地下茎という「茎」がふくらんだ部分を指します。地下茎とは、土の中で伸びる茎のことを言い、蓮の地下茎は、泥の中で肥大化していくつかの節でつながっているのが特徴です。
ちなみに、ジャガイモも地下茎が肥大したものなのです。

レンコンは、1年中スーパーなどに流通していますが、旬の時期は9月~10月の秋ごろから、正月のおせち料理で最も需要が多い冬までだとされています。収穫時期である秋に出荷されるレンコンは柔らかく、あっさりとしているのが特徴であるのに対して、晩秋~冬に出荷されるものは粘りが出て甘味が増すのが特徴です。

日本でのレンコンの産地としては、茨城県の霞ケ浦が有名で、全国に出荷される半分近くのレンコンをここで生産しています。霞ヶ浦に次いで多いのが徳島県で、その他には新潟で収穫される大口レンコン、石川の加賀レンコンなどといったブランドレンコンもあるのです。

蓮根に含まれている栄養素

古くからレンコンは栄養が豊富であることが知られていて、「常陸風土記」の中では【神世に天より流れ来し水沼なり、生ふる所の蓮根、
味いとことにして、甘美きこと、他所に絶れたり、病有る者、この蓮を食へば早く差えて験あり】と、薬用としても食べられていたようです。

レンコンには、疲労回復や風邪予防、ガン予防、老化防止に効果のあるビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは熱に弱く、加熱すると流れ出てしまう性質があるのですが、レンコンにはデンプンが多いので、加熱してもある程度のビタミンCは残るのです。
また、あまり知られていないかもしれませんが、レンコンにはポリフェノールが含まれています。レンコンを包丁で切ると、切り口が茶色く変色しますよね。これは、ポリフェノールの一種であるタンニンにとるものなのです。 タンニンには、消炎や止血といった作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果があると言われています。さらに、民間療法として、レンコンのおろし汁は鼻血や咳、ぜんそくの発作を止める効果があるとされているのです。

蓮根を使用したお料理

蓮根
健康に嬉しい栄養素を豊富ぬ含むレンコンを使って、簡単にできるお料理をご紹介します。

【レンコンのバター炒め】
まず、レンコンの皮をむいて薄切りにし、さっと洗ったら水気をきります。
次に、オリーブオイルとバターをフライパンに入れて中火でレンコンを透き通るまで炒めます。(約2分程度)
レンコンの色が透き通ったら、ポン酢を加えて手早く炒めます。
汁気がなくなってきたら火からおろして、器に盛りつけ、かつお節をのせましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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