ブログ京橋店

2019.12.3

養老漬けについて

養老漬け(ようろうづけ)とは、干した大根を米ぬか漬けたもので、「たくあん」の一つです。深いコクがあり、しっかりとした味わいは、柿の皮やナスの葉、唐辛子などの風味によるものです。「田舎漬け」や「養老たくあん」とも呼ばれ、ふるさとの味として古くから親しまれているのです。

本日は、養老漬けについてお話させていただきたいと思います。

養老漬けについて

養老漬け
「養老漬け」とは、冒頭でご紹介した通り「たくあん」の一つで、一般的な伊勢たくあんの歯触りに深いコクと風味を加えた漬け物です。岐阜県が発祥の地である養老漬けは、あの「養老の滝」がある岐阜県養老町が由来の名称です。

柿の皮やナスの葉、唐辛子を加えることによって、食欲をそそられる抜群な風味が生まれるのです。たくあんをはじめとする漬け物は、現代のように冷蔵の技術がなかった時代に、野菜の保存食として考案された食品です。養老漬けにも見られるように、柿の葉を加えることは、発酵を高めたり、味を長持ちさせる他にも、防腐効果も持ち合わせているのです。

2種類の「たくあん」について

養老漬け
ご家庭の食卓でもお馴染みのたくあんには、大きく分けて2つの種類があることをご存知でしょうか?
それは、「干し大根」と「塩押し大根」です。
干し大根とは、干して乾燥させた大根を使用するもので、一方の塩押し大根とは、塩などに漬けて水分を取り除いた大根を使用するものです。養老漬けは、どちらに当てはまるのかというと、干して乾燥された干し大根の方です。養老山脈の冷たい風にさらされて干し、乾燥された大根を調味したものが、養老漬けと呼ばれるたくあんなのです。

パリッとした歯ごたえと、深いコクと味わいは、ご飯やお茶漬けのお供にもピッタリです。ちなみに、漬かり過ぎて酸味が多くなってしまったものは、炒め煮にしてもおいしく食べることができます。お酒のおつまみにも最高ですので、ぜひみなさまも召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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