ブログ京橋店

2018.9.11

えびす祭りはご存知でしょうか

恵比須様

厳しい寒さも和らいできた今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日はえびす祭りについてお話しさせていただきたいと思います。えびす祭りのえびすとはあの七福神のえびす様のことを指しています。商売をしている方には馴染みの深い神様ですよね。それではえびす祭りについてお話しさせていただきたいと思います。

 

恵比寿様について

恵比須様

冒頭でも申し上げた通りえびす祭りのえびすとは七福神の恵比寿様のことを指しています。そもそも恵比寿様は漁業の神様として祀られていました。釣竿とタイを持っていますからイメージしやすいかと思います。そして時代の移り変わりとともに商売繁盛や五穀豊穣をもたらす福の神として広く知られるようになりました。ちなみに七福神の中で恵比寿様だけが日本由来の神様だそうですね。

 

にっこりと笑う顔をえびす顔ということはありませんか?これも恵比寿様に由来しているそうです。恵比寿様のようにニコニコしていれば良いことが起こると考えられているからかもしれませんね。

 

恵比寿祭り

えびす祭り

皆さま10月は旧暦で神無月と呼ばれることはご存知でしょうか。これはその名前の通り神様がいない月という意味です。

10月は全国の八百万にも及ぶ神様が出雲大社に集まり会議を行うと考えられています。この会議には一部の留守神さまは出席しないと考えられているので、10月に神様が出雲大社に行く国では神無月、留守神さまがいる国では神在月と呼ばれるそうですね。ちなみに恵比寿さまは出雲大社にはいかない留守神様に分類されています。

その恵比寿さまを祀り五穀豊穣。商売繁盛。大漁祈願をするお祭りの事をえびす祭りと呼んでいます。えべっさんやえびす講などの呼び方でも浸透しているはずです。

旧暦の10月20日に行う地域や一年に春と秋の2回行う地域もあるようです。

また、十日えびすとして1月10日や1月15日に行う地方もあります。これらはえびす様を祀っている神社のみならず多くの神社で広く行われているそうです。

 

全国各地のえびす祭り

 

それでは全国各地で行われているえびす祭りをほんの一部ではありますがご紹介していきたいと思います。まずご紹介させていただきたいのが足利えびす講です。こちらは西宮神社という神社で行われています。西宮神社は栃木県の足利市にある神社でえびすさまと深い関わりがある神社と言われています。お祭りは11月19日と20日に行われ、それぞれ宵祭りと本祭りが行われます。多くの屋台が並び、さまざまな縁起物が売られ活気に満ち溢れているお祭りです。神楽が奉納されるそうですね。

続いては桐生えびす講です。こちらは群馬県の桐生市にある桐生西宮神社で行われます。こちらも11月の19・20に行われ、さまざまな縁起物が屋台にて売られています。神楽や太鼓が奉納されからくり人形芝居などの催し物が行われることが特徴的です。数百件もの屋台が並ぶ大きなお祭りになります。

十日えびすについてもご紹介していきます。

えびす神社の総本山といえば兵庫県の西宮神社ですよね。この神社の十日戎の一大行事といえば福男選びです。毎年ニュースで見る方も多いと思います。1月10日の朝6時に開門されると同時に最初の参拝をめぐり山道を多くの人々が走る姿は圧巻です。

縁起物として招福マグロが奉納されるそうですね。

 

今回はえびす祭りについてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。私たちもえびすさまのようなにこやかな笑顔を忘れずに精進してまいりたいと思います。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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