ブログ京橋店

2020.2.28

天然山菜根「曲がり竹」

天然山菜根曲がり竹について

曲がり竹は北海道や秋田などの雪国の山地に群生している、珍しい山菜根の一つです。柔らかく、噛み締めるほど旨味が出てくるのが特徴で毎年春から夏にかけて収穫されます。
本日は、天然山菜根「曲がり竹」についてお話しさせていただきます。

曲がり竹について

天然山菜根曲がり竹について
「曲がり竹」は雪が溶けてくる頃に急成長し、春〜夏にかけて旬を迎える千島笹(チシマザサ)という種類の山菜根です。一部の地域では「姫竹」とも呼ばれています。
雪の重みで根元が曲がって成長するため「曲がり竹」と呼ばれています。それほど多く収穫することができないため大変貴重な食材なのです。
とても柔らかく、トウモロコシのような甘みとアクが少ないことが特徴であり、煮物・炒め物・味噌汁・たけのこご飯にするなど様々なお料理に活躍します。また、根元がピンクになっているものほど甘みがあり、自然の旨味が詰まっているので格別な味わいを楽しめます。

曲がり竹の調理法

曲がり竹の調理法

曲がり竹は長期保存に向かない食材で、日が経つにつれ旨味が薄れアクが強くなってしまいますので、収穫もしくは手に入った日に召し上がることをお勧めします。
保存する場合には、茹でてから水に浸して冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫で約3日間保存できます。
冷凍保存の場合も同様、茹でてから保存します。
すぐに召し上がる場合は、アクが少ないので生のまま調理できます。

下処理のポイントは、先を包丁で先端に向けて斜めに切ると簡単で綺麗に皮を剥くことができます。

素材の味を堪能するには素焼き・天ぷらがお勧めです。
◆素焼き:皮がついたまま網にのせ、直火で焼いてきます。しんなりとして、香ばしい香りがしてきたら完成です。お好みで塩・味噌・醤油などをつけて召し上がってください。
◆天ぷら:皮を剥いた「曲がり竹」を縦に半分切り、衣をつけて揚げるだけです。切らずに丸ごと揚げると中で破裂し火傷をしてしまうことがあるので注意してください。完成したら塩をつけて召し上がってください。

機会がありましたら是非、自然が生み出す甘みと旨味が詰まった山菜根「曲がり竹」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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