ブログ京橋店

2018.9.11

梅雨の時期がやって参りました

梅雨

日中は汗ばむような季節になってまいりました。皆様お変わりございませんでしょうか。さて本日は梅雨についてお話させていただきたいと思います。梅雨はなかなかじめじめして好きには慣れない季節ではないでしょうか。梅雨にも様々な原理や特徴があります。あまり知られていない部分についてご紹介していきたいと思います。

 

梅雨とは

梅雨

梅雨は東アジアにおいてみられる特有の気象現象で、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮南部、中国南部などが当てはまります。5月から7月くらいにかけて雨が多く降る時期のことを指しています。雨季の一種と考えていただければと思います。

これらの地域の季節は四季に加えてこの梅雨を加えた5季で表すことが多く、日本に関しては秋雨も加えて6季で表されることがあります。

東アジアは世界に比べ、春や秋に温帯低気圧と移動性高気圧が交互に通過していく特徴があるため、雨、晴れ、雨、晴れと天気がくるくる変わりやすいです。その一方で夏には太平洋高気圧の影響を受け、高温多湿の気象条件となります。そして中国側から日本側に前線が停滞することにより雨季となるそうです。これが夏時期は梅雨と呼び、秋は秋雨と呼んでいます。

梅雨の時期に入ることを入梅と言います。梅雨が始まることで気象学的には夏の始まりと判断されています。日本においては6月11日に入梅するという暦上の決まりがあります。これは田植えの時期としての目安になっているようですね。

また、梅雨が終わることを梅雨明け、出梅と呼んでいます。梅雨明けすることにより本格的な夏の始まりと言えますね。じめじめとした空気からからっとした真夏の気象に代わるわけです。

梅雨は一般的には1か月程度と言われています。その年でバラつきはありますが大体1か月は続くようです。

気になる降水量ですが、九州地方では500ミリ程度、関東圏では300mmと言われておりそれぞれ年間の4分の一から5分の一ほどの量が降るそうですね。

西日本では秋雨より梅雨時期の方が降水量が多い傾向があります。東日本では逆になります。

梅雨時期が遅れたり降水量が少ない年もありますが、その年は猛暑や冷害に悩まされることが多く気象災害が多く発生しやすいと言われています。

 

梅雨前線とは

梅雨

それでは梅雨前線についてお話していきます。梅雨前線の南側は海から吸い上げた水分を大量に含んでいますから湿っている空気になります。反対に北側は大陸側ですから水分は少なめです。この2つの性質が違う空気がぶつかることにより大気が不安定になり、前線が発生します。

どちら側も勢力が拮抗しているために同じ地域に長くとどまってしまい停滞前線となってしまうようです。

そこへ寒気や乾燥した空気が流れ込むことで前線の動きが活発になると積乱雲を伴った強い雨雲が発生し、大雨をもたらします。2つの高気圧のバランスが崩れたときや低気圧が近づいてきたときに一時的にですが寒冷前線や温暖前線に変わり、異なる性質のものになる場合もあります。

 

今回は梅雨についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。多くの人は梅雨はじめじめして嫌だなと思う方が多いかもしれません。しかし、梅雨時期にの雨に打たれた紫陽花などはとてもきれいですよね。梅雨時期にこそ輝けるものもありますから梅雨の雨も悪くないのかもしれませんね。そのようなものを他にもあるか探してみるのもまた楽しいのかもしれません。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

瓢喜 香水亭 六本木本店

03-5414-1196

瓢喜 香水亭 新橋店

03-5510-9070