ブログ六本木店
2019.5.31
「つるむらさき」は今が旬の緑黄色野菜

「つるむらさき」と言う野菜をご存知でしょうか?ほうれん草のような見た目の葉物野菜で、美容や健康に役立つ栄養素も豊富に含まれているのですが、それほどポピュラーな野菜でないため、スーパーなどで見つけても料理に使うのが難しいと思われるかもしれません。しかし、つるむらさきは、さまざまな食材との相性が良い優秀な食材なのです。
本日は、「つるむらさき」についてお話させていただきたいと思います。
「つるむらさき」とは
つるむらさきは、なんと2000年も前から食用とされてきた野菜で、中国の南部から東南アジアにかけての広い地域で栽培されています。
つるむらさきの原種の茎は、紫がかった色をしていますが、現在多く出回っているものは緑色のものが主流です。
それほど知名度が高くない野菜ではありますが、苦みもなく誰でも美味しく食べることができることに加えて、豊富な栄養素を含んでいる優秀な食材なのです。
見た目はほうれん草と似ていますが、加熱することによってモロヘイヤのようなぬめりが出るのが特徴です。
つるむらさきは夏が旬の野菜で、6月ごろから出回り始めます。
ハウス栽培もおこなわれてるため、年間を通して食べることはできますが、やはり旬のものは旬時期にいただきたいものですよね。
福島県での生産量が最も多く、宮城県、徳島県が続いています。
つるむらさきに含まれている主な栄養素
緑黄色野菜の一つでもあるつゆむらさきは、栄養価が高く、特にカロテンの含有量が豊富です。カロテンは、体内でビタミンAに変換されることでも知られ、視力や髪の毛の健康の維持に加えて、肺やのどなどといった呼吸器系統を守ってくれる働きもあるのです。
さらに、つるむらさきにはミネラルも豊富に含まれていて、特にカルシウムやマグネシウムの含有量が多いことでも知られています。多くの方がご存知の通り、カルシウムは骨の形成に欠かせない栄養素です。
マグネシウムも、骨の形成に関わっていますが、その他にも高血圧を抑えたり、血圧を下げるなどの効果があるとされています。
加えて、免疫力を高めたり、肌を健康に保つビタミンcまで多く含まれているのです。
緑黄色野菜のつるむらさきは、見た目にも色鮮やかですので、お料理に加えることで食卓が華やぎます。
機会がありましたら、ぜひみなさまも召し上がってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。