ブログ六本木店
2019.8.31
【世界三大珍味】トリュフについて

世界三大珍味のトリュフは、「黒いダイヤ」とも呼ばれるほど珍重されています。このように、高級食材として扱われているトリュフは、何と言ってもその独特の香りが魅力ですよね。
本日は、世界三大珍味の一つであるトリュフについてお話させていただきたいと思います。
トリュフが黒いダイヤと呼ばれる理由とは?
世界三大珍味と言えば、「トリュフ」、「フォアグラ」そして「キャビア」ですが、どれも日本人にとってはなじみが薄いため、なぜこれらが珍重されているのかを疑問に感じる方も少なくないのではないでしょうか?
トリュフが高級食材とされている理由は、その希少性にあります。トリュフの人工栽培は難しいため、自生しているものを探して採るしかないのですが、トリュフは地中に埋まっているため、見つけるのが非常に困難なのです。
また、フォアグラに関してですが、こちらは飼育に手間暇がかかっていることが珍重されている理由です。フランス料理でおなじみのフォアグラは、ガチョウやアヒルなどの肝臓を肥大化せたもので、強引に太らせるという無理のある飼育方法で生産されていることが問題とされています。ただし、本来は人工的に無理やり太らせる飼育方法ではありません。ガチョウやアヒルなどを広い場所に放し飼いで飼育し、ストレスをかけずに育てるのが本来の飼育方法なのだそうです。もともと渡り鳥であるため、栄養を体に蓄えやすい性質を持っているのです。しかし、十分に超えさせるには相当の時間や手間がかかることは確かです。
キャビアも、その希少性から珍重されている食材です。キャビアはチョウザメの卵を塩漬けしたものですが、乱獲によって天然のチョウザメそのものが希少なのです。さらに、チョウザメが卵を宿すには7年~10年ほどかかると言われているのも、貴重だとされている理由です。
黒トリュフ・白トリュフ
世界三大珍味のトリュフには、黒トリュフと白トリュフの2種類があります。これらのうち、どちらがより高値で取引されてるのかというと、白トリュフの方でなんとその価格は100gあたり約10万円前後と、高級品であることがわかります。
この二つは、産地にも違いがあります。白トリュフの多くはフランス南西部のペリゴール産のもので、白トリュフの有名な産地としては、イタリー半島のアペニン山脈が挙げられます。
強い香りを持つトリュフは、大量に用いられることはほとんどなく、お料理の香りづけなどに使用されます。
オリーブ漬けにされたものや、トリュフ塩などといった手軽に使用できる調味料もありますので、ぜひ機会があれば味わってみてください。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。