ブログ六本木店

2019.6.24

みずの実と言う山菜について

みずの実とは山菜の一つで、4月下旬~6月初旬に旬を迎えますが、実際は10月頃まで食べることができる時期の長い山菜なのです。山菜としては珍しくあく抜きが不要ですので、調理に手間がかからないという点も嬉しいですね。

本日は、「みずの実」についてお話させていただきたいと思います。

みずの実について

むかご
「みずの実」と言う山菜は、あまり馴染みがないかもしれませんが、その独特な味わいは一度食べるとクセになってしまう方が多いようです。
山菜の「ミズ」の茎の部分に「コブ」が出来たもので、北海道から本州、九州と広い地域に生息しています。
この「コブ」の部分は、「実」ではなく茎が肥大化して形成された肉芽なのです。
山間部の渓流わきや、水気の多い岩場などに多く生息し、森の中などと言った日陰になっている場所を好みます。

「みずの実」の呼び名は地域によって異なり、「ミズコブ」「ミズムカゴ」など、さまざなま呼び名で呼ばれ、植物としては「ウワバミソウ」とも呼ばれているのです。

薬用としてのみずの実

赤みず
山菜として広く知られているみずの実ですが、実は薬用としての作用もあります。
赤紫色を帯びた茎や根茎に含まれてる粘液質の成分には、皮膚面を保護する働きがあるため、虫刺されや小さな傷に効果があるとされています。
食べておいしいのはもちろん、ちょっとした傷にも効果的だと言うわけですね。

「みずの実」の食べ方とは?

みずの実は、おひたしやあえ物、炒め物や汁物など、さまざまなお料理にして美味しく食べることができます。
独特の絶妙な食感には、隠れたファンも多いものです。

火を通す前のみずの実は、小豆のような色をしていますが、湯がくと綺麗な緑色に変化するという特徴も持っています。みずの実は持つ独特の食感を楽しむためには、茹ですぎに注意してください。
あく抜きする必要のない山菜ではありますが、繊維質の薄皮の下処理は必要です。繊維質の薄皮の下処理は、葉っぱとひげを取り除き、水で洗ったら茎に折り目を入れて、スーッと剥いて行いましょう。

シャキッとした歯ごたえに、みずみずしい食感、そしてねっとりとした甘みを持ったみずの実は、これからが旬の時期です。
サッと茹でるだけでも美味しく食べることができるので「夕飯のあと一品」に加えたり、お酒のおつまみとしても最高です。機会があれば、ぜひみなさまも召し上がってみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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