ブログ六本木店
2019.4.29
スイスチャードで食卓を華やかに

スイスチャードは、鮮やかでカラフルな色が一番の特徴で、基本的にほうれん草と同じようにお料理に使用することができます。葉物野菜にありがちな青臭さや苦みなどがないため、さまざまなお料理に用いることができるのです。
本日は、スイスチャードについてお話させていただきたいと思います。
スイスチャードについて
鮮やかな黄色や紫、グリーンなどの色合いが特徴的なスイスチャードは、冒頭でも触れたように、青臭さや苦み、クセがないので、お料理に使いやすい野菜の一つです。見た目からもわかるように、スイスチャードはカラフルな野菜であるため、カロテンが豊富に含まれています。ですので、調理する際はこのカロテンが流出しないように、加熱し過ぎないことがポイントとなります。この色鮮やかな色素は、ベタライン色素というポリフェノールの一つで、この色素のバランスによってスイスチャードの色が決まるのです。
もともと、地中海沿岸が原産地であるスイスチャードは、「日本食では取り入れるのが難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、ほうれん草と同じように扱えるため、いろんなお料理に使用することができます。
また、スイスチャードは暑さや寒さに強いため、一年を通して栽培、収穫することができます。沖縄では、冬の野菜として栽培されているほどなのです。
スイスチャードを使用したお料理
和食では定番の「ほうれん草のおひたし」をスイスチャードで作ってみるのもおすすめです。
お浸しなどを作る際などにサッとゆでる時は、柄の部分と葉の部分を分けて茹でるのがコツです。柄の部分は固く、葉の部分は柔らかいので、一緒に茹でると火の通り方がバラバラになってしまうのです。茹でる際は、鍋に塩を少々加えて、1分~1分半程度サッとゆでて、すぐに冷水で冷やしましょう。
スイスチャードの葉の部分は柔らかいので、火を通さずに生のままサラダに加えても、美味しく食べることができます。彩りが良いので、簡単に華やかなサラダに仕上げることができます。また、オリーブオイルとニンニクでサッと炒めるのも本場に近い食べ方でおすすめです。
スイスチャードに含まれている栄養素
上記でも触れたように、スイスチャードには、カロテンが豊富に含まれています。カロテンは、体内でビタミンAに変換されることによって、髪の毛や皮膚の健康を維持したり、視力の維持や喉や肺などといった呼吸系統を健康に保つ作用があるとされています。
カロテンの他には、カルシウムやマグネシウム、鉄分などといったミネラルも多く含まれているのです。
スイスチャードは、サラダやお浸しなどに加えるだけで、簡単に華やかさをプラスすることができる上に、栄養まで豊富に含んでいる優秀な野菜です。
みなさんもぜひ、スイスチャードを使用した色鮮やかなお料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。