ブログ六本木店
2019.2.12
冬の柑橘類

木枯らしが吹きすさぶころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は冬に旬を迎える柑橘類についてお話させていただきたいと思います。果物のうち、冬に旬を迎えるものは柑橘系が多いです。代表的なものはみかんや柚子、レモン、ポンカンなどがあります。それでは様々な柑橘類をご紹介していきたいと思います。
みかん
やはり何といっても柑橘類の代表的なものと言えばみかんですよね。大人から子供まで果物と言えばみかんと答える方は多いはずです。
みかんの成分の中でもビタミンCは特別多く含まれています。ビタミンCはすっぱいものに含まれているイメージですが意外にも甘いみかんにも多く含まれています。その他にはビタミンB1、B2、カロチン、タンニン、ミネラルが多く含まれています。また、二日酔いの時にはみかんを食べるといいそうですね。これはビタミンCとタンニンがアルコールを分解してくれる作用があるそうで、それに加えて利尿効果も期待できるからだと言われています。
みかんは高血圧、脳卒中、二日酔い、むくみなどに効果的です。
レモン
柑橘類の代表格ともいえるレモン。そのまま食べることは少ないですが果汁をしぼって使ったり、料理のアクセントとして使われることが多いですよね。
レモンの減産は意外にもインドだという事をご存知でしたでしょうか。温暖な気候であることが栽培の最低条件であり、寒い地域での栽培はできません。
日本には明治時代に伝わってきたそうで、四国などの温暖な気候の地域での栽培が盛んになりました。レモン旬は11月頃がピークです。
レモンの栄養価ですが、やはりビタミンCが多く含まれています。100g中50mgとかなり豊富に含まれていると言われています。ビタミンCはシミやそばかすの原因にもなるメラニン色素の生成を抑えたり、肌の張りを出してくれるコラーゲンを作ったり、免疫力をあげてくれたりととても役に立ってくれます。
風邪予防にも効果的ですし、動脈硬化の予防にも良いとされています。
そしてクエン酸も含まれています。酸味の元であるクエン酸は乳酸を分解してくれるので疲労回復に効果があります。さらに肌の疲れにも効くようです。
さらには鉄分やカルシウムの吸収を助ける働きもあるので骨粗しょう症の予防に効果が期待できます。
柚子
柚子も冬が旬の柑橘類です。レモンと同じように果汁を絞って料理に少しアクセントを加えるというような使い道が多いですよね。
砂糖やはちみつにつけて飲み物にして飲んだりしてもおいしいですね。柚子の原産国は中国です。日本には奈良時代に伝来したとされています。柚子と言えば柚子湯が有名ですよね。冬至に柚子湯に入ることで血流を良くし、肌の保湿やリラックス効果が期待できるそうです。寒い時期だからこそできるリラックス方法ですね。
柚子にはリモネン、ピネンなどが含まれています。これはリラックス効果がある成分だそうです。レモンと同じでクエン酸が含まれており、疲労回復、食欲増進などの効果があります。
今回は冬に旬を迎える柑橘類をご紹介してきました。代表的なものしかご紹介できませんでしたが柑橘類はまだまだたくさんあります。ご自分の好きな果物の成分や効能を調べることで今まで以上に効果を感じていけるはずです。
様々な柑橘類を召し上がっていただき、ぜひ素晴らしい効果、効能を体感していただきたいものです。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。