ブログ六本木店
2018.9.10
南瓜類の種類について

煮物や天ぷらなどでお馴染みのかぼちゃですが、世界中にはさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
本日は、南瓜類についてお話させていただきたいと思います。
南瓜類の特徴
南瓜(かぼちゃ)は、ウリ科カボチャ属の野菜で、大きく分けると、「西洋かぼちゃ」、「日本かぼちゃ」、「ぺポかぼちゃ」の3つに分類することができます。
日本のスーパーやや八百屋さんなどで主に売られているのは、日本かぼちゃではなく以外にも西洋かぼちゃで、ホクホクとした食感が特徴ですよね。
緑黄色野菜であるかぼちゃは、栄養価も高く程よい甘みがあるため、子供でも美味しく食べることができ、クッキーやケーキなどの材料にも使用されることが多くあります。
南瓜の種類
では、代表的なかぼちゃを種類ごとにご紹介していきたいと思います。
■西洋かぼちゃ
皮の表面にゴツゴツした感じが少なく、比較的つるつるとしているものが多いのが特徴です。西洋かぼちゃはでんぷん質を多く含んでいるため、日かぼちゃよりも甘みが強く、緑黄色野菜によく含まれているβカロテンも多いなど、栄養価の面でも優れているとされています。
西洋かぼちゃの中にも、「黒皮栗かぼちゃ」や「赤皮栗かぼちゃ」、「坊っちゃんかぼちゃ」など、いろいろな種類の品種があります。
黒皮栗かぼちゃは、西洋かぼちゃの代表的な品種とされ、栗のようなホクホクとした食感と甘味を味わうことができる品種として知られています。また、赤皮栗かぼちゃは外側の皮も果肉もオレンジ色をしているのが特徴で、下手の部分は玉ねぎのような形をしています。そして、坊っちゃんかぼちゃとは、手のひらに乗るぐらい小さなサイズの品種で、栄養価が高く食べきりサイズが人気のため、最近では需要が高まっています。
■日本かぼちゃ
日本かぼちゃの皮はゴツゴツしたものが多く、淡白な味わいが特徴です。ねっとりとした味わいである一方で、煮崩れしにくいため、煮物料理に適していると言われています。このように、以前は和食に向いているとされて家庭料理でもよく使用されていましたが、1960年代以降に西洋かぼちゃが登場すると、次第に姿を消していったのです。
■ぺポかぼちゃ
ぺポかぼちゃと呼ばれる品種は、もともと北米南部の乾燥した地域で作られた品種を指します。ヨーロッパでは春になるとよく食べられる食材で、日本でも最近ではズッキーニや金糸瓜などの品種が出回るようになりました。淡白な味わいのものが多いので、他の食材と一緒に煮込むなどして調理されることが多いようですね。
ズッキーニは、きゅうりのような見た目のかぼちゃで、フランス料理やイタリア料理によく使用される品種です。最近では日本のスーパーでもよく見かけるようになりましたよね。そして、金糸瓜ですがこちらは加熱すると果肉がそうめんのように糸状にほぐれることから、「そうめんかぼちゃ」とも呼ばれているのです。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。