ブログ六本木店
2021.5.15
焼肉の定番、タン先とタン元

焼肉の定番メニューである牛タン。みなさま、”タン先”と”タン元”という部位をご存知でしょうか?
本日は「タン先とタン元」についてお話しをさせていただきたいと思います。
タン先とタン元
焼肉でお馴染みの牛タンには、タン先・タン元といった部位があるのをご存知ですか?
「タン元」は部位の中で最も柔らかく、焼肉屋さんでよく提供されている高級な部位です。また、タンの部位にタン中という部分もありますが、タン元よりも安価であるためスーパーマーケットなどで販売されていることが多いのです。もちろん焼肉屋さんでもよく提供されているので、タン中は一番馴染みのある部位かもしれません。
タン元やタン中はシンプルにそのまま焼いて食べるのに向いているので、焼肉屋さんに行ったら注文したい一品です。
「タン先」は他の部位と比べるとやや固めなので焼肉には向いていない部位であり、牛タンシチューなどの煮込み料理に適しています。また、タン先には独特な匂いもあるので煮込み料理にすることで匂いを抑えることができるのでお勧めです。
牛タンの特徴
牛タンはご存知の通り牛の舌なのですが、リブやサーロインとは違い一頭から取れる量が少ないので希少部位の一つとなっています。また、価格が高いことが多いのも取れる量が少ないからです。
牛タンは脂が少ないのでとても食べやすく、焼肉屋さんへ行ったら最初に注文するという方は多いのではないでしょうか。
ところで、牛タンは元々あまり食べる部位ではなかったということをご存知ですか?牛の舌は肉とは異なるため食べる文化がなかったのですが、とある仙台のお店で差別化を図るために牛タンをメニューに加えたところ、”美味しい”と評判になり人気を集めたのが始まりのようです。
「牛タン=仙台」というイメージも、このようなルーツがあるからですね。
牛タンにはビタミンB2やB12などの栄養素が豊富に含まれており、栄養価が高いことも人気である理由の一つです。
ご機会があれば牛タンを味わってみてはいかがでしょうか?
◆タン元をお召し上がりいただけるコースはこちら
https://kasuitei.jp/cms/shop/roppongi/cuisine/dinner/
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。