ブログ六本木店
2019.9.1
燻製料理をご家庭で味わう方法

燻製料理は、もともと食材の保存性を高めるために作られていましたが、最近ではその独特な風味が人気となっています。自分で燻製するのは難しいと思われがちですが、実はご家庭でも燻製料理を作ることができるのです。
本日は、燻製料理についてお話させていただきたいと思います。
燻製料理とは?
そもそも燻製とは、現代のように冷蔵技術がなかった時代に食材を長期間保存させるために行われていた方法です。しかし、冷蔵技術が発達した現代に燻製にするのは食材の保存性を高めるためではもちろんなく、その独特な風味や味わいを引き出すためなのです。
燻製の仕組みは、干物や梅干しなどといった他の保存食づくりと共通して、「塩漬けにする」ことと「乾燥させる」によって完成します。それらのような他の保存食づくりと異なるのは、煙でいぶすことによって殺菌や酸化防止の効果を得るという点です。
燻製料理の作り方
まずは、上記で触れたように食材を塩漬けにします。塩漬けにすることによって、余分な水分を取り除き、腐敗を予防する上に旨味をギュッと凝縮することができます。
塩漬けの方法は、「ソミュール液」(調味料などを加えた塩水)に浸す方法と、塩を食材に直接塗り込む「ふり塩」の二通りがありますが、いずれも漬け込む期間は1週間程度です。
塩漬けできたら、今度は塩抜きを行うために流水にさらします。そして、最後は風にさらして素材を乾かすために、キッチンペーパーで水分をふき取り、直射日光が当たらない場所で乾かします。
燻製の工程は、専用のスモーカーでなく、中華鍋でも可能です。
中華鍋にアルミホイルを敷いたら、そこへスモークチップを準備します。
食材を乗せる網を置き、そこへ燻製する食材を並べましょう。
中火にかけて煙が出てきたら弱火にして、10分そのまま弱火で熱します。
火を止めて、煙が落ち着いてきたら蓋をとりましょう。
燻製料理に適している食材について
最もポピュラーな食材としては、ベーコンが挙げられます。他には、ソーセージもおすすめです。
また、ビールのおつまみとしても嬉しいチーズや鮭もいいですね。
さらに、最近ではコンビニでも購入できるサラダチキンでも作ることができます。
凝縮された旨味を楽しむことができるのは、燻製料理の一番の魅力です。
ぜひ、みなさまも味わってはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。