ブログ六本木店

2020.2.3

たつのかまぼこについて

「たつのかまぼこ」とは、タラの白子で作られた蒲鉾のことで、「たつかま」や「たちかま」とも呼ばれています。北海道岩内が発祥とされている「たつのかまぼこ」は、地元にしか出回らない冬の味覚なのです。

本日は、「たつのかまぼこ」についてお話させていただきたいと思います。

今が旬の「たつのかまぼこ」について

冬になると北海道の岩内で食べることができる「たつのかまぼこ」は、冒頭でもご紹介したように、スケソウダラの白子を蒲鉾に加工したものです。北海道では、白子のことを「タツ」または「タチ」と呼ぶため、「たつのかまぼこ」と呼ばれているのです。

たつかまぼこの特徴であるプルプルとした感触と、ふわふわとした食感は、まさに新食感です。食べ方としては、薄くスライスしてわさび醤油で食べたり、鍋の具材やお吸い物などにするのもおすすめです。

たつかまぼこは、鮮度の落ちやすい白子の保存性を高めようとして考案された、先人の知恵から生まれた珍味です。独特の弾力と濃厚な味わいは、蒲鉾に加工されたからこそ多能できる味わいです。たつかまぼこは、11月~3月になるとスーパーに並んでいることも多いものです。

「たつのかまぼこ」の作り方


独特の弾力と食感の「たつのかまぼこ」ですが、加工される過程で魚肉は一切使用されず、タラの白子と片栗粉少々、塩のみで作られています。
せっかくですので、「たつのかまぼこ」の作り方もご紹介しましょう。

まず、タラの白子を冷水で洗ってから、軽く湯通しします。
湯通ししたらザルに上げて、ヘラなどを使って裏ごししていきます。
裏ごししたら、すり鉢に入れて片栗粉、塩も加えてよく練ります。
つきたての餅のような弾力が出てきたら、丸型に丸め、沸騰している鍋の中で茹でます。
表面に浮かんできたら、塩気を軽く抜くために水にさらします。
最後に、氷水に入れて締めたら完成です。

本日は、北海道岩内の珍味「たつのかまぼこ」についてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?みなさまも機会があったらぜひ、召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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