ブログ六本木店

2020.3.31

伝統文化、折り鶴の起源

折り鶴の起源

みなさま、「折り鶴」を折ったことがありますが?日本では馴染み深い折り鶴は歴史深く、様々な祈りが込められ寺社へ贈ったり入院患者へ贈ったりする習慣があります。
本日は「折り鶴の起源」についてお話しさせていただきたいと思います。

折り鶴の起源は?

折り鶴の起源
そもそも折り紙の起源は中国やスペインなどから来たと様々な説がありますが、明確な根拠は分かっていません。ですが、日本の折り紙は日本独自で発達したと言われています。また、平安時代には折り紙という言葉があったようです。
現代では多くの国で「Origami」と通用するほど世界に浸透しています。

江戸時代には既に「折り鶴」の本が出版されていたことから、折り鶴の歴史は江戸時代以前からあったとされていますが明確な記録がないため詳しくは分かっていません。

「鶴は千年、亀は万年」という慣用句があるように長寿を象徴する鳥として、日本では古くから「鶴は縁起の良い鳥」といわれていました。

千羽鶴

千羽鶴について
折り鶴を千羽作って糸で通したものを千羽鶴とし、「鶴は千年」という言葉から縁起の良い数として千羽鶴となったといわれています。

折り鶴や千羽鶴は、長寿祈願・幸福祈願・災害祈願・病気快癒の意味が込められ、平和のシンボルとして作られることが多いです。こうした意味から江戸時代では庶民の間で折り鶴を作ることが流行したといわれています。

また、近年では千羽鶴は非核を象徴するものとして知られています。非核を象徴するようになったのは広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」が由来となっています。
あるエピソードがあり、原爆の子の像となっている佐々木貞子さん。当時2歳だった貞子さんは原爆により被曝し、その後白血病を患いました。生前に病気快癒の祈りを込めて折り鶴を折り続けていたというエピソードから「千羽鶴」が非核の象徴となりました。
今では毎年、世界中から多くの千羽鶴が贈られており、原爆の子の像の周りに手向けられています。

日本では子供の頃から慣れ親しんだ折り紙で、折り紙の本には必ずといって良いほど「折り鶴」の折り方が書かれていますね。今は世界に浸透するほど人々に知られ、特に「折り鶴」は外国人のおもてなしとして喜ばれる物となっています。

機会があれば、日本の伝統文化の一つである「折り鶴」を作ってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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