ブログ六本木店

2017.8.18

夏草かおる頃 夏の食材(魚介編)

立秋とは名ばかりの猛暑が続いております。皆様、夏バテなどしていませんでしょうか?
暑いのでついついクーラーに頼りすぎたり、冷たい飲み物をとりすぎたりで

体のバランス崩しやすい時季ですね。
私も、麦芽を発酵したさせた飲み物も大好き。ついつい、飲みすぎちゃいます。

お腹もタプタプ、、、、、年中ですけれど、、、、、

 

 

先月は、夏の食材(野菜編)でした。前回の予告通り今回は『魚介編』を、御贈り致します。

 

 

 

栄えある一番手は

 

『鰻』

六本木写真 鰻

 
夏バテ予防=鰻という代名詞が使われるほどの有名人です。旬は、夏から秋で御座います。名前は『胸が黄色い』から『胸黄(むなぎ)』から『鰻』となったのが定説です。
やはり、胸が白いものより黄色いものが美味しいです。頭などは焼いて鍋にすると結構なお味で、エキスたっぷりの御出汁が出まして美味しい物です。

 
私の好きな食べ方は、鰻屋さんで注文してから焼きあがるまでの30分から40分ほどをお新香と肝焼きで冷酒を楽しみながら待ちまして、いよいよ登場した真打、うな重様の鰻上半分でビールを楽しみ、下半分を御飯と共に楽しみます。

お財布にゆとりがある時は白焼きで日本酒も良いものです。
休みの日の昼間に最高のリラクゼーション。
堪えられないくらい素敵な休日になる事請け合いです。

 

 

 

二番手としまして

 

『平政(ヒラマサ)』

 
ん?なにそれ?という方も少なくないかと存じます。
150種の鰺科の中でも最大種で、100キロ近い強者もいます。刺身にしますと鰤や勘八とも似ているのですが、あっさりとしていて歯ごたえもあり実に夏向きの魚で御座います。

 

私は、しゃぶしゃぶが、好みでさっと湯がいたものに梅干しを入れたポン酢で食べると実に美味しい。食欲のない時でもサクサク食べられてしまいます。焼いてもフンワリしていておいしいですよ。
知っていたら一目置かれること間違いない魚です。

 

 

 

三番手としまして

 

『鱚(キス)』

 
キスです。江戸前天麩羅の定番の白身ですね。
主にシロキスが、天ダネとして使われます。揚げたての身のほどけ具合とジューシーなうま味が、いさぎの良い魚です。
鮮度の良いものをおろしてから薄く塩を当てて汗が出るまで待ちましてサッと霜降り致します。手早く氷水に落として水気をきります。それを、少し大きめにぶつ切りにして『煎り酒』、または柑橘類で加減した醤油で食べる。
プツプツと口の中で身がはじけて至福のひと時で御座います。塩は下味と生臭みをとる為にします。
一夜干しにして焼いても絶好のアテになります。

 

 

 

四番手

 
『鰺』

 
ご存じアジです。刺身、塩焼き、何でもござれ。
私は、誰が何といっても魚介のフライの帝王と言っても過言でない『鰺フライ』が一番!!大体が『醤油党』『ウスターソース党』でわかれるかと思うのですが、大そと『タルタルソース』が一番!!ビールも御飯も解決です!!きっと、、、
揚げたてをほおばるそこにすかさずビールを流し込む、永久循環の機械のように鯵が無くなるまで、そして残ったタルタルが無くなるまで!!つい興奮してしまう位の憎いやつです。

 

 

 

五番手

 
『鱸』

 
スズキです。特に、夏場は小型の『福子(ふっこ)』が、食感と脂の具合のバランスが良く好まれます。御椀にすると非常に良い出汁が出て美味しいものです。
御造りですと、まだ、締めたてのものを、ヘぎみにして冷たい水で流し洗いしますとチリチリと縮み脂も程よくなり夏の最高の味覚と言っても過言ではございません。
これには、梅肉醤油が非常に高相性でございます。

 

 

六本木写真 蓮

 

 

いつもいつもお酒の話ばかりになってしまっている気もしますが、気のせいです。
今回はこれにてお開き、夏もまだしばらく続きます。どうかご自愛くださいますよう祈念しております。さあ、ビールでも、、、

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