ブログ六本木店

2017.1.26

小豆の意外な効能

小豆と聞いてどのような物を思い浮かべるでしょうか?食べ物だと、お汁粉やあんこ餅、赤飯など、その他であれば昔ながらの枕の中の詰め物やお手玉などを思い浮かべる方が多いかと思います。このように、小豆は古くから人々の生活に密接してきました。

本日は、小豆についてお話させて頂きます。

寒い季節の今が旬の小豆

小豆
冒頭でも触れたように、小豆はお汁粉などといった食用で用いられる他にも、枕の中につめるなど、様々な用途で使用されています。
ここでは、食用としての小豆についてご紹介していきたいと思います。
小豆の周波、10月~2月のちょうど寒くなってきた時期ですので、あんこ餅やお汁粉が美味しい時期にちょうど重なるのはうれしいですよね。
小豆は中国から伝来したとされていて、日本には約8世紀くらいに伝わったとされています。
現在、小豆の80%は北海道で生産されています。京都で栽培されている「丹波大納言小豆」は、北海道産の小豆と比べるとわずか1%程の生産量だそうです。

小豆の成分は、主にたんぱく質と糖質です。
たんぱく質や糖質に加えて、ビタミンB群や食物繊維、カルシウムなども含まれます。

昔の人が、「二日酔いには小豆の汁が効く」と言ってように、小豆にはアルコールの分解作用のあるビタミンB1や、肝臓にアルコールが蓄積することを防ぐビタミンB6も含まれているので、お酒をたくさん飲む方には特におすすめです。

さらに、小豆には鉄分や葉酸などの栄養素も豊富なので、貧血にも効果的です。

また、鉄分、葉酸が多く含まれていることから、妊娠中の方にもおすすめです。
昔から「小豆は母乳の出が良くなる」とも言われていますので、育児中に甘いものが食べたくなったら、おはぎや大福など小豆を使ったものがいいかもしれませんね。

さらに小豆には女性に嬉しい美肌効果もあるそうです。小豆はポリフェノールが豊富ですので、抗酸化作用の働きによって外見的な老化予防に効果があると言われています。加えて、アントシアニンも多く含まれていますのでシミ、シワ、くすみなどの改善にも役立つと言われています。

 

小豆を使った料理のご紹介

今回は、体に良い効果がある小豆をつかった料理をご紹介したいと思います。

■赤飯
赤飯
赤飯は、もち米と小豆だけのシンプルな料理ですが不思議と食べたくなる美味しさがありますよね。
しかし、赤飯はただ美味しいだけではなく、様々な健康効果も期待できます。

もち米は腹もちが良い事で良く知られていますが、他にも内臓にも負担がかからずに消化器官の働きを助ける効果もあるとされています。さらに、小豆に含まれる食物繊維とビタミンB1の効果で脂肪合成が抑えられることによって、肥満の対策や生活習慣病の予防にも効果的です。

■ぜんざい
ぜんざいとは小豆を砂糖で煮た甘いデザートで、餅や白玉団子などをのせて食べることも多いです。
ぜんざいと似たものに「おしるこ」がありますが、関東では汁気の有無、関西では使う餡でこれらが区別されているそうです。ちなみに、関東では汁気のあるものを「おしるこ」と呼び、汁気のない餡にもちを加えたものが「ぜんざい」と呼ばれています。

このように、古くから栄養価の高い食材として重宝されてきた小豆ですが、改めてすばらしい食材だと感じます。
これからも小豆は美味しい食材として消費され続けていくと思いますし、健康に良いものとして注目を集めていくでしょう。

これからも、日本人を縁の下の力持ちとして支えてくれるはずです。

当店ではすき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ季節ごとの旬な食材を使った料理を多数ご用意しておりますので、必ずや皆様にご満足して頂けると思っております。また、当店の料理で皆様が笑顔になっていただけたら幸いです。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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