ブログ六本木店

2020.12.22

日本酒度

日本酒度について

日本酒度は比重を表す単位ですが、日本酒の甘口、辛口を知る目安ともされています。多くの場合はラベルに記載されており、+や−の数値で表されています。
本日は「日本酒度」の意味についてお話しをさせていただきたいと思います。

日本酒度について

日本酒度について
日本酒の辛口と甘口は、日本酒の中にどのくらい糖分が含まれているかで判別され、その指標となっているのが”日本酒度”です。
日本酒度は糖分やアルコールの比重の違いを利用し、日本酒に日本酒度計と呼ばれる浮秤を浮かべ測定されています。日本酒度が高いというのは決められた日本酒の温度において、同じく決められた温度での水よりも物質的に軽いということ。(15度の日本酒と4度の水を比較し同じ重さとなれば日本酒度は0。)
つまり糖分を多く含んでいればマイナスになり、糖分が少なければプラスとなるのです。
ただし、例えば辛口が飲みたい場合にプラスの数値が大きい日本酒を選ぶことになりますが、実際には日本酒度の数値と舌で感じる味わいが必ずしも一致するわけではないので、日本酒度はあくまで指標の一つとして目安程度にするのが良いでしょう。

日本酒度の比重

日本酒度の比重について
ご存知の通り、日本酒の原材料は「米」。日本酒造りの中で、酵母が発酵しながら糖をアルコールに変える工程があります。この工程でどれだけお米の中の糖をアルコールに変えるのかがお酒の重さを変えることとなり、日本酒度の高低に反映されます。

そもそもなぜお酒の比重が変わるのか?それは、お酒の中に含まれている糖分量がお酒によって異なるからです。糖分は重くアルコールは軽いため、糖分が多く残っている日本酒は重くなり、日本酒度はマイナスに傾くことになります。また逆にアルコールが多くなった日本酒は軽くなるため日本酒度はプラスに傾きます。
また一般的には+3度〜5度で辛口と評価され、−3度〜5度で甘口と評価されています。

日本酒の味わいはアルコール度数や香り、酸度、アミノ酸度などによって甘さや辛さが変わり、また人によって味の感じ方もそれぞれです。これから日本酒を楽しみたいという方は是非ラベルの表記を目安に自分に合ったお酒を見つけてみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

 

 

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