ブログ六本木店

2017.3.14

山菜についてのご紹介

「山菜」というと、どんなものを思い浮かべますか?一口に山菜と言っても、実はたくさんの種類があり、春になるとスーパーなどでも様々な種類の山菜を目にすることもあるかと思います。

さて、今回は様々な料理に使うことのできる山菜についてご紹介していきたいと思います。

山菜とはなにか

山菜
冒頭でも触れたように、山菜には様々な種類のものがあります。具体的に挙げてみると、フキノトウやウド、ゼンマイなどがポピュラーなのではないでしょうか。

ご存知の方も多いかと思いますが、山菜とは山野に自生していて食用にする植物のことを指し、通常は栽培はされません。
また、山野ではなく「ハマボウフウ」や「オカヒジキ」のように海浜に自生する食用植物も、実は山菜として分類されるのです。

一般的に野菜として栽培されているものは品種改良が重ねられてきたことにより、味が良いことに加えて収穫量も多いのが特徴です。一方で自生している山菜は、収穫量もあまり多くなく、味にもやや苦みがあったり灰汁があったりと、クセが強めであるものが多いですよね。
しかし、「そんな山菜が持つ特徴こそに独特の風味や変化が楽しめる」とも言えます。
また、栽培されている野菜は年中栽培されているため季節を問わないものが多いものですが、山菜のような野生植物には、はっきりした季節の変化があるので、「採取するのが季節の楽しみ」であるという面もあります。

食用の山菜

山菜
食用の山菜としては様々な種類の山菜が挙げられますが、その中でも特にポピュラーなものを今回はいくつかご紹介いたします。

■フキノトウ
早春の代表的な山菜であるフキノトウは、食用として人気のフキの花茎です。
雪解けとともに地面から顔を出し、日本だと本州を中心に全国で見ることができます。フキノトウを見ることができる場所も、里山から河川の河原など、幅広いのが特徴です。フキノトウは、水気が多くて風当たりの少ない場所に生えていることが多いそうです。
天ぷらやフキ味噌などにすると、おいしく食べることができます。

■たらの芽
たらの芽とは、タラノキの若芽のことを指します。
たらの芽は、山菜採りで非常に人気があり、春になると栽培されたものがスーパーなどにも多く並びますよね。
「山菜の王様」とも呼ばれ、天ぷらで食されることが多いですね。
自生しているたらの芽の木からは、1本の木で1~2個しか採れません。
たらの芽の食べ方としては、天ぷらが一番人気ですが、炒め物やおひたしにしても美味しいものです。
また、意外だと思われるかもしれませんが、肉料理との相性も抜群です。コクがありますが、風味は弱いので、濃い目の味付けで調理しましょう。

■うど
うども、上記の山菜と並んで定番の山菜です、
爽やかな風味と独特の香りが癖になる山菜です。うどが自生する場所は、斜面や崖などですので、うどを採りに行く方はお気を付けください。
うどは風味が強いにも関わらず、色々な料理でおいしく食べることができる食材です。生のまま味噌をつけて食べても美味しいですが、炒め物や煮物などでもおいしく食べることができます。さらに、先端まで残すところがなく食べることができるので、無駄なく味わうことがで着るのも嬉しいですね。

山菜は独特の風味や味、日本独特の季節感も楽しむことができる食材です。是非楽しんでいただきたい食材です。
正しい知識と十分な準備をして山菜を取りに行きたいですね。

 

当店でも旬の山菜を使った料理を数多くご用意させていただいております。是非当店自慢の料理をお召し上がりいただき、独特の風味や香りを楽しんでいただけたらと思っております。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

瓢喜 香水亭 六本木本店

03-5414-1196

瓢喜 香水亭 新橋店

03-5510-9070