ブログ新橋店

2021.5.15

そうめんとひやむぎ

そうめんとひやむぎについて

夏といえば冷たい素麺や冷麦が美味しい季節ですね。ところでみなさま、”そうめん”と”ひやむぎ”の違いをご存知でしょうか?
本日は「そうめんとひやむぎ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

そうめんとひやむぎについて

そうめんとひやむぎについて
そうめんとは小麦粉を原料とした麺の一つで、よく知られている製法は機械による乾燥類と手作業による手延べ麺の2種類があります。また、ひやむぎも小麦粉を原料とした麺の一つで、そうめんよりも麺が太いことが特徴です。
両者とも使われている原料は小麦と食塩、水を中止としていますが、そうめんとひやむぎの違いは、麺の太さ。日本農林規格(JAS)では乾麺の分類分けとして、そうめんは直径1.3mm未満・ひやむぎは直径1.3㎜以上、1.7㎜未満と定めています。一見、見分けが難しいことから、ひやむぎには色をつけることもあるのだそうです。

ただし、手延べ麺の場合は1.7㎜未満であれば”そうめん”と”ひやむぎ”のどちらを名乗っても良いとされています。ちなみに1.7㎜以上の麺は”うどん”と呼ばれるのだそうです。

そうめんとひやむぎの歴史

素麺と冷麦の歴史
「そうめん」は奈良時代に中国から伝わった「さくべい(索餅)」が原点だとされています。さくべいとは、小麦粉と米粉を練って縄のようにねじったものであり、後に中国から手延べ麺が伝わってきたことがきっかけで”そうめん”が誕生したといわれています。
「ひやむぎ」は室町時代にうどんを細く切って作られていた”切麦”が起源だとされています。後に、切麦を冷やして食べるようになったことから”ひやむぎ”と呼ばれるようになり、反対に茹でた切麦を”熱麦”と呼んでいたそうです。

とても似ているそうめんとひやむぎですが、実は甘さが違うという研究結果が出ており、麺が細いそうめんより太いひやむぎの方が甘みが強いといいます。また、茹で方によっても味に違いが出るというのでとても奥深いものです。

いかがでしたでしょうか?何気なく口にしていたそうめんとひやむぎですが、違いが分かるとまた変わった楽しみ方がありますね。是非、暑い日には冷たいそうめんやひやむぎでさっぱりとしてみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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