ブログ新橋店

2018.6.28

タラの芽の楽しみ方

タラの芽の天ぷら

タラの芽を食べたことはありますか。山菜の王様と言われているタラの芽ですが、タラの芽と言っても、食べることが出来るのはタラの新芽の部分のみです。春になるとスーパーに並ぶこともありますが、山野に自生しているタラの芽を収穫することも出来ます。本日はそんな春の訪れを感じることが出来るタラの芽についてご紹介させていただきたいと思います。

タラの芽

 

 

タラの芽の特徴

タラの芽は春から初夏にかけてが旬と言われています。しかし近年ハウス栽培等も行われているため、かつてはほんの一時だけ味わうことができる貴重な食材でしたが、長期的にタラの芽を味わうことが出来るようになりました。もしもご自身で収穫されるのであれば、旬である4月~6月上旬ころに山野へ行ってみてはいかがでしょうか。ハウス栽培物でしたら、早ければ12月初旬~4月の上旬ころまでスーパーや料亭などで出回り始めています。ほのかな苦みともっちりと食感が特徴で、山菜の王様と言われているだけあり、非常に人気な春の野菜の一つです。

 

 

タラの芽の栄養価

タラの芽は非常に栄養が豊富です。主にカリウム、マグネシウム、リン、鉄分、β-カロテンが含まれていますが、それ以外にも多くの栄養が含まれている優秀な山菜なのではないでしょうか。特に豊富に含まれているカリウムは、ナトリウムを体外に出してくれるという役割があるため、高血圧の方には適した栄養価だと言われています。マグネシウムには血圧を低下させる働きがあったり、β-カロテンは視力の維持やがん予防、免疫の強化など体を健康に保つ働きをしてくれます。せっかくなのでタラの芽を食べる際は、それらの栄養素を効果的に摂取できるように調理法などを工夫してみてはいかがでしょうか。

 

 

タラの芽のお勧めの調理方法

まず初めにタラの芽はあまり日持ちしません。特に香りが良い食材ですので、新鮮な内に食べてしまうことをお勧めします。どうしても長期保存したい場合は、塩ゆでしてから冷凍することをお勧めします。さて、調理方法についてですが、基本的には灰汁があるので、天ぷらで食べるのがメジャーです。灰汁を抜けば色々な料理に使うことも出来ます。例えば、おひたしやあえ物、さっと炒めてパスタの具として使うことも出来ます。

 

灰汁抜きは非常に簡単です。鍋にお湯を沸かし、塩を入れます。タラの芽をさっと水で洗い切り口を切り落とします。固い袴の部分をはがしたら、最初に沸かした塩水にタラの芽を入れます。3分ほど茹でたら冷水に入れてしばらく冷まします。タラが完全に冷めたら灰汁抜きの完了です。軽く塩をふって食べるもよし、ポン酢や醤油などで食べても美味しくいただけます。

 

 

タラの芽を収穫する際の注意事項

やはりタラの芽は天然のものが段違いに美味しいです。そのため山野へ収穫に行かれる方も多いかと思いますが、いくつか注意点がありますので、ご紹介いたします。

タラの芽を収穫する際にはその木々の周りに棘があります。皮の手袋を使用するなどして対策することをお勧めします。またタラ以外にも様々な山菜が山野にはありますが、中には毒を持っている山菜などもありますので、山菜に詳しい方と一緒に行かれるか、収穫した山菜を保健所などに持って行き、食べられるかどうか確認することをお勧めします。

タラの芽は刃物で目を切り落としたり、全ての芽を摘んでしまうと目が枯れ新しい芽が出なくなり、翌年以降の収穫が非常に難しくなります。その場限りと考えずに、限りある山菜を多くの人に楽しんでもらえるよう配慮しながら収穫すると、より一層山菜収穫が楽しめるのではないでしょうか。

 

タラの芽の天ぷら

 

 

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

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