ブログ新橋店

2020.2.29

日本の伝統衣装である「着物の種類」について

着物の種類について

日本の伝統衣装である「着物」は現代では普段着用する機会は少ないですが、時折着物を着ると気分が上がりませんか?着物を着る上で気をつけたいポイントは「格」という観点からシーンに合った着物を着なければ失礼にあたることがあるので、正しい着物選びをすることが大切です。
本日は「着物の種類」についてお話しさせていただきたいと思います。

着物の種類

着物の種類について
着物の種類には「格」があり着物選びを失敗しないためにポイントをおさえて、日本の伝統衣装である「着物」を楽しみましょう。

◆着物の種類は大きく分けて「礼装着(第一礼装)」・「略礼装着(準礼装着)」・「外出着」・「街着、普段着、浴衣」があります。
◆男性の場合は、「礼装着・外出着」があります。

また、着物には「帯」がつきものです。帯にも種類があり、コーディネートをする上で正しい帯を選ぶことも大切です。
帯の種類は大きく分けて「袋体(フォーマルなシーンで着用します。幅と長さがあることが特徴)・名古屋体(カジュアルなシーンで着用しますが、幅広いシーンで着用できる帯です。幅が広く、長さが短めなのが特徴)・半巾体(カジュアルなシーンで着用でき、浴衣に合わせられます。幅は細めで長さがあることが特徴)」があります。

着物の格について

着物の格付けについて
◆礼装着:種類の中で一番格式が高い着物です。礼装着は結婚式や儀式など特別な時に着用ます。「打掛・黒留袖・本振袖・喪服」があり、打掛は白無垢など花嫁さんの衣装として着られます。黒留袖は主に新郎新婦の母、親族が着用します。本振袖は未婚の女性が着用しますが、成人式や花嫁衣装にも用いられます。喪服は黒一色の五つ紋付きの着物で葬儀などに着用します。

◆略礼装着:「色留袖・訪問着・振袖・付け下げ・色無地・江戸小紋の紋付」があり、黒以外の着物で既婚女性、未婚女性が礼装として着用します。主に入学式や結婚式の時に用いられ未婚の姉妹や親族が着用します。

◆外出着:「付け下げ小紋・小紋友禅・小紋・紬の訪問着・無地の紬・お召し・絞り・更紗」があり、カジュアルなパーティーや趣味として楽しめる着物です。

◆街着・普段着・「浴衣:紬・絣(かすり)・黄八丈・ウール・木綿・銘泉・浴衣」があり、ちょっとした外出に適している着物です。

「男性の場合」
◆礼装着:「黒羽二重五つ紋付・色紋付」があり、結婚式や喪服として着用します。

◆外出着:「お召し一つ紋付・紬・ウール・上布」があり、結婚式に招待された時などに着用します。幅広いシーンで着用できる着物です。

それぞれ着用シーンが決まっているので、正しい着物選びをしてコーディネートをすることが相手の方や自分自身の為になりますね。一見堅苦しそうですが、ポイントをおさえれば誰でも着物を楽しむことができます。
伝統衣装である「着物」は現代では普段着として着る方は少ないですが、是非特別な時には着物を着てみてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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